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規制の虜の復活(13)卑怯至極の官僚たち  文科系

2013年08月22日 22時45分21秒 | 国内政治・経済・社会問題
フクシマ汚染水問題が東電の手に負えなくなってきているのは明らかだ。というか、こんなことは分かりきっていたことのはずである。高濃度汚染水流出問題は、2号機3号機などで事故直後からあったのだし、それも故意に意識的に垂れ流しがずーっと放置されてきたに等しいとここにも何度も書いて来た。小出裕章氏などもこの問題の困難さを初めから予測していて、「大型タンカーを準備すべき」と具体的提案までを2年前に既にだしていたはずだ。それを無視して、安易な安上がりの「対策」を重ねて、失敗の連続。それどころか、11年3月11日からずっーと垂れ流しを続けていたとさえ言えるのである。そういう状況証拠が山ほどあるのだから。事故対策とはこうして、見せかけだけのものであるのか? 
 まことに馬鹿馬鹿しい限りの実態である。一体何でこんなことになるのだ!

 そこで官僚たちに言いたい。東電任せで成功できると思っているのか! これからも彼らを信じていこうと、そんな構えを続ける積もりか! 金を倹約せねばならない会社主導でこんなことをやらせてきて、うまくいかないと税金をさらに積み増すだとか、そんな馬鹿なやり方で太平洋の汚染防止に責任が持てると、今でも思っているのか! 税金をどぶに捨てるようなものである。

 原発政策がブルトーザーのように進められたのは、政治・官僚主導であったからのということのはずだ。そういう政治がこんなに深刻な重大失敗に陥っているときには、やはり政治・官僚主導でカバーしなくてどうする? 一企業に長期的全面的な遠大な対策の展望など開けるわけがない。被害が大きくなるばかりである。次々と後追いのような事故ばかりが出てくるのは、官僚たちが自分らの責任回避をしているからだとしか僕には思えないのである。順風の時はどんどん天下っておいて、事故後の世論の強い風辺りは東電と規制委員会に任せて自らは避けて通る。官僚たちって、何と卑怯な奴らか。

 あの膨大な核燃料は、一体全体今どこにあるのか? どういう状態で存在しているのか? 格納容器の中に? 地面にめり込んで? としたら何メートル? 地下水との接触の恐れは? 安倍晋三内閣は、こんなことも国民に明らかにしないで、何の対策が取れていると語れるのだろう? それとも、その実態は分かっていても、国民鎮撫・自己責任回避のために、情報非公開? こんなに無責任な事故対策が放置されれば、税金が無制限に出て行くと思われるから、経済復興も何もあったものではない。

 なんとかしろ! そもそも、集団的自衛権だとかそのために内閣法制局長官を取り替えるだとか、そんな余分なことをやっている暇があるのか。地震によってフクシマが破損損故を起こしたとはもう明らかなことで、これはお前らがやったこと、つまり人災なのだぞ! これを放置して、靖国神社参拝など君らの「愛国」とは一体ナンボのものなのか!
コメント (1)
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