切り出しはこうである。
「(こんな話は)今さらないと思いますね。相撲ならね、日本文化を守るために、ルール、いろいろあると思います。例えば(髷を結う)髪形とかね。でも、スポーツと音楽に国境、ないと思います。日本は昔、鎖国だったけど、もうそれはいけないですよ。こんな話、ヨーロッパでもアメリカでも聞いたことない」
「(外の人は)日本は差別しているのかって見ちゃいますよ。本当はそんなことないのにね。僕、日本人は何でもできる人たちだと思う。1億2600万人ですか。優秀な人が多いんで、アフリカ人と同じように走ることできますよ」
「松坂に、イチロー、松井。日本人が世界で活躍するのは、みんなの誇りになるでしょ。あれ、アメリカの人もうれしいんですよ。ああ、外国人がオレたちの舞台に来て頑張っているっていうの見ると、興奮するんですよ。そういうこと、日本人もできるんだよっていうのを、世界にもっと見せればいいと思うんです」
「なぜ留学生は強いのか。その秘密をもっと探れると思いますよ。そういうのうまいじゃないですか、日本人は。僕は、そこが日本が尊敬されるところだなって思うわけ」
こんなふうに語られると、標記の題名通り、全国高体連は実に野蛮なことを敢行したと思う。しかも、自分ら日本人が連れてきた人々に対してのはずだ。失礼この上ない愚行で、人種差別丸出しと言うほかはない。
また、ついでに、邪推でなければよいがと、祈りつつ、一言。
白鳳が横綱になった今、僕は思う。小錦は明らかに差別されていたと思った。その後、曙と武蔵丸が横綱になった。さらにその後は、あの雄大な体躯のポリネシア系が見えなくなり、モンゴル系が増えたのは、単にモンゴル相撲という実力だけのことなのか?あのアマレスの逸材・琴欧州が足踏みしているのは、これまた単に実力が伸びないというだけの話であるのか。今、白人は少なく、なかなか上にも上がってこない。
「ポリネシアや白人には、横綱は似合わない」などという陰の声がないのならば良いのだけれど。もしこういう声があるのならば、琴欧州にはもうちゃんと教えない、欠点も指摘しないということも起こりうる。
「(こんな話は)今さらないと思いますね。相撲ならね、日本文化を守るために、ルール、いろいろあると思います。例えば(髷を結う)髪形とかね。でも、スポーツと音楽に国境、ないと思います。日本は昔、鎖国だったけど、もうそれはいけないですよ。こんな話、ヨーロッパでもアメリカでも聞いたことない」
「(外の人は)日本は差別しているのかって見ちゃいますよ。本当はそんなことないのにね。僕、日本人は何でもできる人たちだと思う。1億2600万人ですか。優秀な人が多いんで、アフリカ人と同じように走ることできますよ」
「松坂に、イチロー、松井。日本人が世界で活躍するのは、みんなの誇りになるでしょ。あれ、アメリカの人もうれしいんですよ。ああ、外国人がオレたちの舞台に来て頑張っているっていうの見ると、興奮するんですよ。そういうこと、日本人もできるんだよっていうのを、世界にもっと見せればいいと思うんです」
「なぜ留学生は強いのか。その秘密をもっと探れると思いますよ。そういうのうまいじゃないですか、日本人は。僕は、そこが日本が尊敬されるところだなって思うわけ」
こんなふうに語られると、標記の題名通り、全国高体連は実に野蛮なことを敢行したと思う。しかも、自分ら日本人が連れてきた人々に対してのはずだ。失礼この上ない愚行で、人種差別丸出しと言うほかはない。
また、ついでに、邪推でなければよいがと、祈りつつ、一言。
白鳳が横綱になった今、僕は思う。小錦は明らかに差別されていたと思った。その後、曙と武蔵丸が横綱になった。さらにその後は、あの雄大な体躯のポリネシア系が見えなくなり、モンゴル系が増えたのは、単にモンゴル相撲という実力だけのことなのか?あのアマレスの逸材・琴欧州が足踏みしているのは、これまた単に実力が伸びないというだけの話であるのか。今、白人は少なく、なかなか上にも上がってこない。
「ポリネシアや白人には、横綱は似合わない」などという陰の声がないのならば良いのだけれど。もしこういう声があるのならば、琴欧州にはもうちゃんと教えない、欠点も指摘しないということも起こりうる。