九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

高校駅伝関係者は恥を知るべきだ  文科系

2007年05月31日 18時25分53秒 | スポーツ
切り出しはこうである。
「(こんな話は)今さらないと思いますね。相撲ならね、日本文化を守るために、ルール、いろいろあると思います。例えば(髷を結う)髪形とかね。でも、スポーツと音楽に国境、ないと思います。日本は昔、鎖国だったけど、もうそれはいけないですよ。こんな話、ヨーロッパでもアメリカでも聞いたことない」
「(外の人は)日本は差別しているのかって見ちゃいますよ。本当はそんなことないのにね。僕、日本人は何でもできる人たちだと思う。1億2600万人ですか。優秀な人が多いんで、アフリカ人と同じように走ることできますよ」
「松坂に、イチロー、松井。日本人が世界で活躍するのは、みんなの誇りになるでしょ。あれ、アメリカの人もうれしいんですよ。ああ、外国人がオレたちの舞台に来て頑張っているっていうの見ると、興奮するんですよ。そういうこと、日本人もできるんだよっていうのを、世界にもっと見せればいいと思うんです」
「なぜ留学生は強いのか。その秘密をもっと探れると思いますよ。そういうのうまいじゃないですか、日本人は。僕は、そこが日本が尊敬されるところだなって思うわけ」

こんなふうに語られると、標記の題名通り、全国高体連は実に野蛮なことを敢行したと思う。しかも、自分ら日本人が連れてきた人々に対してのはずだ。失礼この上ない愚行で、人種差別丸出しと言うほかはない。


また、ついでに、邪推でなければよいがと、祈りつつ、一言。
白鳳が横綱になった今、僕は思う。小錦は明らかに差別されていたと思った。その後、曙と武蔵丸が横綱になった。さらにその後は、あの雄大な体躯のポリネシア系が見えなくなり、モンゴル系が増えたのは、単にモンゴル相撲という実力だけのことなのか?あのアマレスの逸材・琴欧州が足踏みしているのは、これまた単に実力が伸びないというだけの話であるのか。今、白人は少なく、なかなか上にも上がってこない。
「ポリネシアや白人には、横綱は似合わない」などという陰の声がないのならば良いのだけれど。もしこういう声があるのならば、琴欧州にはもうちゃんと教えない、欠点も指摘しないということも起こりうる。
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硬骨漢 天木氏の苦戦と希望。②     ネット虫

2007年05月31日 02時55分14秒 | Weblog
私はあなただ、あなたは私だ⑤

  ブログへのメールが急増してきました。熱烈なメールが私のもとに寄せられています。もはや私の手を離れて一人歩きし始めました。文字通り「私はあなただ、あなたは私だ」の世界が生まれつつあるのです。今後どのように発展していくか分かりませんが、自分で騒ぎを起こした以上、出来るところまでこの動きを発展させて7月22日まで頑張り、その結果を問わずこの動きを責任を持って継続させていこうと思います。
  もはや重要な事は、7月22日の後だと思います。もし何らかの奇跡が起きて例えば私が当選するとします。その翌日から私は国会での政治活動というよりネットを通じた政治活動であたらしい世界の実現に向けて走り出すわけです。それは私が描いていた一つの夢に実現なのですが、それをどう進めていくか真剣に考えなくてはならない、そう思うともはや選挙のことよりも、これから発展していくネット上での集票活動、その後の「新しい世界」の構築をどうしていけばよいかという事のほうがはるかに面白く、夢のあることのように思えてきました。私はネットの専門家ではありませんから、しっかりした専門家を右腕として持つ必要があると思っています。
  お気づきのように今日のブログだけは「です、ます」調で書かせていただきます。明日からはまた、元にもどるつもりですが、とりあえず今日は読者の皆さんに私の思いを語りかけるつもりで「です、ます」調にしました。読者というよりも、もはや、支援者、または、「私はあなただ、あなたは私だ」という国民的運動の参加者、と言ったほうがいいとさえ思います。要するに「あたらしい日本」、「もう一つの政治」、「もう一つのメディア」、「9条の下に集まる共同体」などなど、名前は色々つけられるでしょうが、そういうプロジェクトを皆で創っていくというという事だと思います。そのきっかけを起こしたのが私であり、それをなんとか軌道に乗せて見せたいと思いますが、その後は私より若くてエネルギーがあり、志の高い後継者を見つけ、さらに発展させて行きたいと思いは膨らみます。
  しかしそれにはまず9条ネットの動きを全国に周知させなければなりません。それは読者の助言と協力を得て十分に可能であるとの思いを強めつつあります。思いつくままに今私が皆さんにお伝えしたいことを以下に書いていきます。
① 皆さんから寄せられたすべてに目を通しているのでメールを送られた読者はそのつもりでご安心ください。どうしても返答しなければならないものについては極力返答するつもりですが、今後はそれさえも困難になると思われますのでこの点あらかじめご了承ください。とにかく読者の熱烈な声援に押しつぶされそうで、私は実は俗物で食わせ者なのだと自分では思いますが、当分の間は私は「正義の味方」のように振舞って、このプロジェクトのリーダーとして成功に向けて走り続けます。
② 私は今でも、これまでのように時事問題についての解説記事を書き続けていきます。本当はそれこそが私の本意であり得意とするところなのですが、これからは「私はあなただ、あなたは私だ」というプロジェクトに実現に向けた発信が重要になります。その発信の一つとして、時事問題についても必ず書いて行きます。
③ これからは街頭へ出て通常の選挙活動をすることが多くなると思いますが、それはそれとして、世間の注目を惹くようなやり方について色々な助言を頂きました。その中でとりあえずこれから私がやろうとしていることを書いてみます。まずこのブログをできるだけ広める事が重要であるという助言に基づいて、「きっこの日記」、と「灰色のベンチから」にアプローチして協力をお願いしようと思っています。この二つのブログは私がもっとも注目していたブログで、平和、正義の実現といった根本的なところで思いは同じような気がしていました。私のブログよりはるかにアクセスが多いので、ぜひともネット上の支援を得たいと思っています。
④ 次に9条ネットのイデオロギー色をなくし、政治に距離を置く一般大衆の関心を集めるという観点から、全国意的に知名度のある人に参加を呼びかける、これを私自らがやってみようと思うのです。これまでも何人かの著名人に協力を呼びかけてきましたが、応援はするけれど自分の名前が表に出るのは勘弁という人がほとんどでした。しかし候補者にならなくても何らかの形で名前を出して支援してもらえれば9条ネットも随分広まると思います。かつて少しだけ付き合いのあった「夜回り先生」の水谷修に6月1日大阪で会う約束をしています。そのまんま東知事には何らかの形で「あなたこそ憲法9条を守ろう」と呼びかけるにふさわしい人だ、9条ネットを支援してくれないかと国民の前でメッセージを送ってみようと思っています。
⑤  メディアに取り上げてもらうことにより知名度を上げるようにすべしという助言も多く寄せられています。これはその通りですが、メディアが取り上げるかどうかは鶏と卵のようなところがあって、国民の間の関心が高まればメディアも取り上げざるを得ないという形にもっていくことが出来れば成功です。
     あとはやはりブログの機能を向上させて、これからはユーチューブを使って画像で活動状況を報告すると言うこともはじめたいと思います。今の心境としてはいつでも辞めるつもりで書き始めたブログが、こんな形で読者を巻き込むことになるとは思いもよらず、大変なことになったなあというのが偽らざるを得ない心境ですが、その一方でひょっとして歴史的な使命を帯びた重要な事をはじめたのではないか、という、いつもの通りの、過剰なまでの自信を持って自らを奮い立たせています。もはや目的実現に向かって走り続けるだけとなりました。
 本日のCNNニュースで米国のイラク戦争反対の活動を続けていた反戦母親シーハンさんが、「いくら頑張ってみても米国には通じなかった」という言葉を残して活動をやめる宣言をしたというニュースが流れました。彼女でさえもそういう思いを抱いたのか、米国でさえも(というよりも米国だからなのか)反戦運動は通じなくなったのか、というまことに悲しく、残念なニュースでした。しかし私は、イラク戦争を支持した日本政府は間違いであった、これ以上米国への軍事協力は進めてはならないという国民意識の覚醒を、これから日本で実現させて、シーハンさんのこれまでの努力に応えたいと決意をあらたにしたのです。私はあなたです、あなたは私です。

 カンパを頂いた方にはこの場をお借りして感謝します。これからカンパいただける方にはあらためて協力をお願いします。その志は決して無駄にはしません。

                          
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死の影に誰がいるか?          津込 仁

2007年05月31日 02時33分56秒 | Weblog
 松岡氏の大臣就任の報を聞いて、「これは危ない。安倍さんは何を考えているのか?」と疑問を呈した幹部が、自民党には大勢いた。それほどに、松岡氏の身辺には金銭にまつわる疑惑が取沙汰されていた。これは、実は永田町界隈では常識だったのである。
 それほどの人物を、自分の総裁選に頑張ってくれた、というただそれだけの理由で大臣に登用したのは、安倍晋三ご本人。
 安倍内閣は、出だしから躓いた。佐田行革担当大臣の辞任、本間税調会長のスキャンダル辞任。それらも影響して、内閣支持率は低下の一方。当然、安倍首相の「任命責任」を問う批判的な声は高まった。
 続けて松岡大臣を罷免することは、さらに自らの「任命責任問題」に発展することは当然だ。つまり、安倍首相は松岡大臣を庇ったのではなく、自分の責任問題になることを回避しただけのことなのだ。

 その後、強硬右派路線に転換を図って、ようやく少しだけ内閣支持率には回復の傾向が見え始めた。しかし、やっと持ち直したと安堵したのもつかの間、松岡大臣をめぐる疑惑は、ついに緑資源機構の談合問題へと発展する様相を見せ始めた。松岡氏の地元・熊本への捜査の手が伸びたのだ。

 松岡大臣は、追い詰められていた。何もかもぶちまけよう、という心境になっていたらしい、という観測もある。
 しかし、「国対や上のほうから、何も言うなと圧力をかけられていた」と、盟友・鈴木宗男氏がバラしている。 かくして、松岡大臣はにっちもさっちもいかなくなったのだ。

 持ち主不明の年金記録が5千万件もある、という驚くべきデタラメぶりが明らかになり、安倍内閣の支持率はまたも急落。ある新聞などは「内閣発足以来、最低の支持率」と報じている。
 ここで松岡大臣に洗いざらいぶちまけられては、内閣としてはたまったものではない。支持率はさらに落ち込むのは火を見るより明らか。とにかく「何も話すな」とプレッシャーをかけ続けたのである。

安倍首相は松岡氏の死後の記者会見で「捜査当局が松岡さんを捜査対象としていたという事実はない」と述べた。

 これはおかしい。

 首相が捜査当局の動向について具体的に言及する、などということはきわめて異例だし、また、そんなことに首相たるものが口出ししてはならない。それは当然のことだ。なぜなら、そうすることは、権力サイドの捜査当局への圧力と受け取られかねないからだ。にもかかわらず、安倍首相は口走った。きちんと物事を考えていない証拠である。

 実際は、捜査当局は、かなり高い確度で「松岡事情聴取」から「逮捕」までを視野に入れた捜査を行っていたようだ。もし、それを知った上で安倍首相が話したとすれば、それは明らかな権力介入であるし、知らずに口走っただけだとすれば、ほとんど政治家失格である。

 松岡氏の死。その最大の原因を作ったのは、誰がなんと言おうが、安倍晋三首相、その人である。

 人物評価をきちんとすることも無しに、総裁選に尽力してくれたからという理由だけで、まるでご褒美をあげるように大臣の座を与えた。安倍首相にとって、大臣の座などというものは、それぐらいに軽いものでしかなかったのだろうか。

 そして、本来ならば疑惑の主として罷免しなければならないような状況に陥っても、自分に累が及ぶことを避けるのに汲々として、ついにその疑惑大臣のクビを切ることもできなかった。

 松岡氏にとって、座るべきではない椅子に座ってしまったことが、悲劇の始まりだった。そして、その悲劇を回避できたにもかかわらず、自分の身を守ることだけしか考えられずに、回避策をあえて取らなかったのが、安倍首相だったのである。

 松岡氏の死の責任が誰にあるのか、明らかであろう。

                             (津込 仁)

    
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