九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

朝生TV『激論!日本国憲法』。きょう深夜です キャッチホン

2007年05月25日 10時37分46秒 | Weblog
お知らせします。きょう深夜の「朝まで生テレビ!」(めーてれ/11ch)のテーマは、
 『激論!日本国憲法』です。

概要は次のようになっていました。
(http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/)

[放送時刻]
5月25日(金)深夜25:20~28:20 生放送
(5月26日(土)01:20~ 04:20)

[出演者]
司会: 田原 総一朗
進行: 渡辺宜嗣/長野智子
パネリスト:
平沢勝栄(自民党・衆議院議員) /高木陽介(公明党・衆議院議員)/細野豪志(民主党・衆議院議員)/仁比聡平(日本共産党・参議院議員)/辻元清美(社民党・衆議院議員)/伊藤真(伊藤塾塾長)/今井一(ジャーナリスト)/香山リカ(精神科医)/姜尚中(東京大学教授)/工藤雪枝(評論家)/小林節(慶応大学教授)/竹花光範(駒澤大学教授)/田村重信(慶応大学講師)/森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長) /

[番組案内(抄)]
今国会で憲法改正のための国民投票法案が可決、成立と相成りました。
(中略)
そもそもなぜ、今、憲法を変える必要があるのでしょうか?また、もし憲法を変えるのであれば、どこをどう変えればよいのでしょうか?
また、変える必要がないとすれば、なぜ、変える必要がないのでしょうか?
(中略)
「憲法改正」は、いよいよ私たち国民が真剣に考えなければならない局面に入ったといってよいでしょう。
そこで、今回の「朝まで生テレビ!」は、憲法改正について「前文」から「9条」、「天皇」に至るまで、一切のタブーを廃し、徹底的に議論してみたいと思います。
コメント (4)
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保守系さんへの回答と質問 その11  ‥千里眼‥

2007年05月25日 10時23分55秒 | Weblog
満州事変・日中戦争が「自衛」の戦いであった論拠の一つとしてブロック経済の問題を挙げている。この「その11」では、大恐慌後のそのブロック経済の問題を取り上げることにする。欧米のブロック経済に対抗するために、つまり「自衛」のために満州経営にあたったのだ、日中戦争を戦かったのだ、と保守系さんは主張する。

では保守系さんのコメントを直接見ていこう。相当に長い文章なので、この部分は眼を通す程度の読み方で充分である。保守系さんも許してくれることと思う。私の反論のさい、要点を整理するので。

①「ブロック経済の問題も指摘しておきましたが、日本と満州国程度ではブロック経済は、成立しないのです。これが成立しないという事は、日本国が成立しないことになります。そういう広い意味で、私はあの大東亜・太平洋戦争は自存自衛の戦争だったと言っているのです」。

②「満州国の独立によって日満提携の政策が確立したが、他国のブロック比すればはなはだ小規模で、或いはブロックとまでいい得ないものかも知れぬ。しかし米国及びソ連邦の如き大ブロックに挟まれて、国を樹てねばならぬ我が国の現状に於いては、その物資自給策を確立し、外国からの脅威を排する上に於いて日満経済ブロックの成立は、必須の政策である。特に近年、我が国が列強より差別関税輸入制限をもって脅かされ、また満州国列強によって否認され、国際生活の仲間入りを拒否される以上、両国のブロック形成は必然の勢いである」。

③「石油は禁輸・ブロック経済・海外資産は凍結・満州から出て行け、人種平等案の秘訣、日本人移民への差別などもっと多面的に見るべきです」。「あの時代の日本の状況を想像して見て下さい。日本は、資源もない、人口も多いのです」。

まず、質問から始める。

問1.②のコメントは保守系さんの文章ではありません。文体がまるっきり違うので、そう判断しました。もしそうであるならば、誰のどういう文献から引用したのか明らかにすべきです。これは、その著者と読み手に対する当然の礼儀です。

問2.①のコメントで「広い意味で、私はあの大東亜・太平洋戦争は自存自衛の戦争だった」と言っていますが、「狭い意味」では侵略戦争であったということなのか。「狭い意味」の内容を示してもらいたい。

問3.当時のアメリカはブロック経済政策を取っていたのか。②を読むとそう取れるのだが。

 保守系さんのコメントを長々引用したのには、理由がある。②のコメントは間違いなく誰かの著作からの引用である。引用を非難しているのではない。ここに示されている見解、つまり日本の侵略行為の正当化(自衛と称する)の論拠に、ブロック経済の問題を取り上げているのである。これは、私にとっては初耳であり、保守系論客の多くに共通の見解にはなっていないと思っている。誰がこんなことを言い出したのか、私は非常な興味を抱いているのだ。しかも、この文体・筆致から推察するとなかなかの論客のように伺われる。正確に言うとデマゴーグに秀でた論客だということである。こうした保守論陣の共通見解でもないものに、保守系さんは、ダボハゼのように飛びついて、その見解を繰り返して主張しているのです。それゆえ、長いコメントをそのまま、ここに載せたのである。

では反論に写ろう。

 1929年のアメリカに始まった大恐慌は、全世界に波及した。その恐慌のなかで、国内経済の回復を狙って、ブロック経済政策を取る国が現れたことは周知の事実である。

 保守系さんが、当時のブロック経済の実態についての知識を持っているとはとうてい思えない。それは、このコメント全体に現れている。この点では、②を書いた保守系論客もひどいものである。ブロック経済政策を取る国々があったという歴史事実を満州事変以降の侵略戦争の合理化(つまり自衛論)に、きちんとした論証をすることもなく、利用しただけのことなのだ。つまり、日米戦争直前の日本への経済封鎖のイメージをそのまま満州事変前後の1930年代にあてはめたのだ。つまり、完全な虚構の論理なのだ。

 ブロック経済とは、関税障壁を設け他国からの輸入を抑えることで、ブロック内経済の回復・成長をはかろうとした経済政策である。輸出を制限する政策ではない。輸出制限はブロック内の経済回復を阻害するからである。つまり資源輸出についての制限もしていないのである。

 イギリスは、支配下にある地域・国々(英連邦)をブロック化し、関税障壁を設けた。遅れてフランスも同様の措置を取った。ところが、アメリカはルーズベルト大統領のもとニューデー政策をとり、関税障壁を設けなかった。中国も設けていない。インドでは英連邦下にありながら、英連邦のブロック化には加わらず、東南アジア・東アジアとの貿易重視の政策を取った。

こう見てくると、①②③のコメントの内容がすべて、荒唐無稽なものであることは、明快である。繰り返えすが、すべてである。先ほど書いたように、日米戦争直前の日本に対する経済封鎖のイメージを、そのまま満州事変前後の1930年代前半に、論証することもなく持ってきたのである。虚構の論理であり、歴史事実に完全に反するのだ。次に具体的に、それを示していく。

                               長くなるので、後は次回に回す。  
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こんな日本なら誇りも持てようが  文科系

2007年05月25日 08時54分57秒 | Weblog
【 いま、世界経済は大きな潮流の変化に差し掛かっている。国でいえば中国とインドの台頭であるが、資源でいえばエネルギーと水の奪い合いであり、日常生活でいえば環境と自然の破壊だ。その中で、米国の指導力が減退する一方、欧州は一体としての力を発揮しておらず、日本の存在感は薄れている。
 だが、日本経済にとって、いまこそ影響力を強化するチャンスだ。宰一に、日本は、中国と貿易投資の面で強く結びついているだけでなく、インドとも連携を深めようとしている。さらに、人口5億のASEAN(東南アジア諸国連合)諸国は日本との結びつきが極めて強い経済共同体である。これらが日本経済にとってプラスに働かないはずはない。早急に人の移動を含めた東アジアFTA(自由貿易協定)でバックアップすべきだ。
 第二に、日本はエネルギー資源こそ少ないが、GDP(国内総生産)当たりのエネルギー消費は米国の3分の1、中国の10分の1であり、エネルギー効率は世界一である。エネルギー効率を倍にすることはエネルギー資源を倍にすることに等しいのだから、これを経済外交に活用しない手はない。また、日本は水が豊かであり、将来はエネルギー以上に水不足が懸念されることを考えると、これも日本に有利に働く。
 第三に、中国とインドの大気、水質、土壌の汚染は著しい。しかも、高度成長によるエネルギー多消費が大量のCO2(二酸化炭素)を排出させ、地球温暖化の一因となっている。日本がこれらの国の省エネ、代替エネ開発を促進することは双方の利益になる。
 要するに、世界経済の潮流は日本にとって歴史的ともいえる有利な状況であり、日本のリーダーシップが問われている。  (耳順)】

記事はこれだけだ。「日本の『影響力』」という視点から書かれている点が多少気にならないではないが、具体的な協力の進展は相手もあって決まること。双方が対等に合意しあった真の協力に「こういう国力」、イニシアティーブが発揮できるなら、「軍事と『食い荒らし』と」のアメリカに対する警鐘にもなり、現下これはとても良いことだと思う。中国、インド、ASEANはとにかく大きい。世界経済(例えば有効需要の長期的創出)などへの影響という点でも、とてつもなく大きい。
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昭和区平和美術展のポスター出来上がる。 若原さんの力作!!

2007年05月25日 00時18分39秒 | Weblog
この前お知らせしました、昭和区九条の会の主催による「昭和区平和美術展」のポスターが、早速出来上がってきました。
 昭和区吹上学区在住の「若原六治郎さん」の力作です。
 虹の七色で描かれた「9」をバックに赤と白でレタリングされた二作品です。
 今後、宣伝用のポスターとして、昭和区のあちこちにお目見えする事になります。また、展覧会の招待状などにも活用していきたいと考えております。

 若原さんどうも有り難うございました。    

※ 写真は赤の文字バージョンです。             

コメント (1)
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