松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

トンバラは野菜ラーメン

2023-05-24 17:58:14 | 日記・エッセイ・コラム
 二ツ井を出発してわずか20分も掛からずに、次の道の駅「たかのす」に到着します。別名「大太鼓の里」。ギネス世界記録の牛皮の太鼓です。

 ここが目的地までの最終中継地点なので、一応身辺を綺麗にしようと立ち寄るわけです。以前からお馴染みなのに、なんか凄く物寂しい感覚に陥ります。さっきの建物が、開放的で大きくて明る過ぎたのです。
 で、すぐにメシは二ツ井で済ますんだったと後悔の念に駆られます。人の入りも比較になりません。でも地理的には、この場所は格好の休み場所に当たります。秋田市から例えば弘前方面に向かう場合、最短距離で上小阿仁を抜けると国道7号との合流地点となります。同じく角館から内陸を通って鷹巣までの秋田内陸縦貫鉄道。それの始発・終点ということです。多分、地理的有利さで持っているんだろうと思います。
 よって期待せずにレストランに入ったわけです。先客は2テーブルくらいでした。そこを切り盛りするおばちゃんが凄かったです。細身で高音の良く通る声で「いらっしゃいませ~」と声を掛けられます。注文は、なぜかひとつテーブルを挟んで、その向こうのテーブルから何になさいますかと聞くんです。広東麺に大太鼓ラーメンの塩に海老天ぷらそばにしました。
 当然おばちゃん復唱しますね。その声が良く通るんですね。会場内に。
 客は都合3回、自分の食べたモノを全員の前で紹介する形になります。持って来た時と会計する時です。でも恥ずかしいんですが、おばちゃんの声が素晴らしいので、嫌な気分にはなりません。そして良く動く。接客は彼女一人だけですから食堂内を縦横無尽に走り回るわけです。スマートな体型も良く分かります。
 11時半頃、席に着いて、次第に席は埋まり出しました。その頃から、あるキーワードが頻繁に登場し始めます。「トンバラ?」。あちこちで「トンバラ」。また「トンバラ」。馴染みの客が言う前に「トンバラですね?」。

 あらためてメニューを探しました。あった。野菜ラーメンだ。これが「トンバラ」。それは初めにオレも目が行ったやつで、一番美味しそうに見えたんです。
 ただ私は「そば」と決めていました。ここには「ダムカレー」もありました。ダムカレーは「減塩」をうたい文句にしていました。そしてその裏には各メニューの塩分量まで記載されています。おう~。かなり減塩に気を遣っているみたいだな。
 海老天ぷらそばを一口食べて、その考えも泡と消えました。アレー、やっぱりしょっぱいやんけ~。脇目も振らず、コップの水を足しました。我慢して水を飲むより、自分好みにして頂いた方がずっと美味しい。

 ん~。県北は奥が深い。今度来たら、迷わずトンバラにするべ。

 ps. 理由は分からないが、トンバラは豚のバラ肉でしょうね。注文するなら、その理由も聞かないとね。それとも、食べれば分かる?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とにかく明るい、道の駅「二ツ井」。

2023-05-24 11:12:35 | 日記・エッセイ・コラム
 藤の郷へ行くのに高速を選択しました。時間は充分あったので、道の駅二ツ井での休憩は正解でした。新装開店後、初めてだったので、その充実ぶりに驚きました。

 まず外観です。横に長~い、圧倒的な外観でした。しかも地元の木材を使った和風なたたずまい。トイレは米代川に面して窓が開放的で、まるで川に向かって「立ちション」している豪快な気分。

 トイレから川の流れは見えませんが、そこにあることは知っていますから。
 そして中も、豪快に木材を使っています。おみやげも木材加工品。

 ヒバのブロックは、鼻の悪い私でも良い香りがしました。その前に、トイレで顔を洗ったのが良かったのでしょう。
 思うに藤の郷は香りが充満していたのですが、私には感じませんでした。鼻が乾いていたからです。砂利道の横の林から水の流れる音がしていたから、小川が流れていたはず。そこまで行って、顔を洗っていたら、そこら中に充満していたフジの花の香りを満喫できたのに。と、思いました。香りの記憶は強く印象に残るのに。残念です。

 恒例のソフトクリームを頂いた後、階段を登って展望デッキに上がりました。米代川が良く見えました。屋根の構造も良く分かります。
 お向かいの奥様です。妻は灰皿を探して放浪中。

 ついでにレストランも覗いておけば良かったなあと、あとで話合いました。

 あそこは十字路の交差点になる予定なのでしょう。信号なしで、7号線に合流するのがスリルありました。


 次に行った道の駅が、みすぼらしかったから、その落差に余計印象に残っています。ただそこで「トンバラ」に出会うのですが・・。それはまた来週。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十ノ瀬藤の郷へGO

2023-05-23 17:04:40 | 日記・エッセイ・コラム
 近頃人気の藤の郷(さと)十ノ瀬(とのせ)まで出掛けて来ました。こちらでは新聞からテレビが盛んに宣伝するものですから、見た人は黙っていません。必ず行きたくなります。

 それが不便な所で、県道68号線を遡る事、山のふもとまで。そこは山と田んぼしか無い場所なのです。

 途中、間違えたかなと不安になるのですが、紫の昇り旗が立っているので、「旗」を目印にどんどん山へ向かって行きます。

 そうすると全部で駐車場45台分ほどの空き地に誘導されます。あらかじめ予約サイトで手続きした時間に合わせて行き、予約完了メール画面を見せて入場OK。そこから主催者案内では徒歩5分の砂利道を歩き、たどり着くのです。まるで踏み竹を踏んだ後の如く、足の裏が爽快です。

 駐車料金はタダですが、入場料が一人千円。パンフレット付きとは言っても、決して安いとは言えません。それが今年から導入されたのです。多分、去年は人数が多すぎて、裁き切れなかったのでしょう。

 その原因を作ったのは、マスコミかも知れません。確かにスタッフは充実していました。そして親切。気軽に声かけ出来ます。

 この場所がうわさになったのは、つい最近で、受け入れる方も対応しきれなかったのでしょう。

 行ってみると、うわさ通りでした。目が定まらなくて、どこを写していいやら。
 1時間、鑑賞タイムをもらったのに、半分で帰って来ました。
 だって、これ以上、何をしたらいいやら。
 ただ、現物を見たという満足感を収穫に、家路に着きました。とさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スキンシップ、してる?

2023-05-20 13:47:49 | 日記・エッセイ・コラム
 広島開催のG7。市川猿之助の思いと行動。激動のジャニーズ。歴史の転換点に居るような気分の今、わたくしごときの小話で申し訳ない。
 ゆうべ24時半にトイレに起きてから、眠れませんでした。自分に欠けているものが分かりました。オレには「愛が足りない」。
 その時、決意しました。あしたの朝は、妻をハグしてあげよう、と。

 思えば何年、手も握ってない。記憶にあるのは、数年前。背中にサロンパス貼って、とせがまれて、貼ってあげた数日間。が、あった。しかし良く考えると、サロンパス越しのタッチで、1枚あいだに入っていた。あの時だって、久しぶりで、ドキドキしたくらいだ。
 これではイカんな。もっとスキンシップを心掛けなくちゃ。その点は、ガイジンのやり方は正しい。これだけは、見習うべきだ。

 心身症で不安症で、常に心細い思いをしているだろうに。オレは何をして上げただろう。そもそもオレにも、病気の原因があるんじゃないだろうか。

 新婚時代の事を、覚えていますか。「愛してる?」「愛してるさ」「どれくらい?、どれくらい愛してる?」「う~ん、これくらいっ」
 この質疑応答を一日何回も。それが毎日。そういう日が、あったでしょ。
 そうだった。女は愛を確かめるのに、言葉ではダメなんだ。行動で示さないと。

 まさに。今のオレに欠けていたのは行動だった。それに思い当たった。だから絶対に、明日の朝はハグしてあげよう。

 ところが、煌々と日が照る明るい朝に、それをいきなり実行する事は、非常に勇気が要る事だった。おはよう、と言った後に妻は炊飯器の残り具合を確かめた。それで後ろから橫腹をハグした。思ったよりデブっていた。「うわっ、すごい腹だな」つい言葉に出てしまった。

 ま、しかしこれで、明日からは自然に出来るだろう。

 キミたち、スキンシップ、してる? 大事だと、思うよ。

 ps.今回の決断の後押ししてくれたのは、「あまちゃん」の夏ばっぱによる所が大きい。宮本信子扮する夏ばっぱは、旦那が長期航海から帰って来ると知った時、化粧したりしてウキウキして、周りを慌てさせた。新鮮だった。ドラマにしろ、あの歳でねえと感心した。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田美人も、少子化の波?

2023-05-17 14:10:13 | 日記・エッセイ・コラム
 今年の観光レディが3人、お披露目された。というので、テレビに穴が開くんじゃないかと思う程、凝視した。

 去年からの3人と合わせて6名。半分ずつ、2年交代って感じで勤めている。

 さて、寄る年波の少子化のあおりを受けて、秋田美人も減って来た感じが強くする、今日このごろ。まずは、代表して挨拶した増村さん。出身は青森だそうだ。なんだネイティブじゃないのか。偏見のせいか、タイプが違う気がするのは私だけか。

 二人目。岩崎さん。彫りが深い。縄文系か。視線がきつい印象だが、まあ80点の出来か。確か英語が得意だとかで、別のチャンネルでは英語で答えていたような。

 最後は石井さん。優しいお顔立ち。観光レディに、ふさわしい。と思う。性格は顔に表れる、と私は思っている。90点上げよう。

 総合的には、まあまあ例年並みか。こんなもんでしょうな。ミス・ユニバースのような世界的なコンテストの秋田代表ともなると、こんなもんではないでしょうが。それが開催された時、果たして候補者が県内に残っているか。心配です。かってに心配しています。

 これからは、どちらかの親がガイジンという美人が出て来そうな気がする。もっとも、秋田は混血が進んだから美人の国になったわけで。ナマハゲに代表されるように、赤い顔の人と青い顔の人が、海の向こうからやって来たわけで・・。

 顔で評価すると、難しい事を言う人が出てくるでしょうが。それは個人の趣味に還元されるわけで。ここで自分の趣味を披露しているだけで。私は内面が顔に出ると思っているわけで。

 あまり言うと、言い訳がましくなるので。

 え、ま、そういうことです。ごほっ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする