心頭滅却すれば、オオタニは「ナッシング！」

　今、胃腸の調子が良くない。なんか無理して食べてる感じ。無理すると、美味しくないし、消化も悪そう。

　それで、夕食に揚げ物はやめようと妻に言った。ご飯とおつゆがあって、漬物か梅干しがあれば、それでいい。

　宮沢賢治は、玄米４合と味噌と少しの野菜があればいいと言う。大体が、夕食は寝るための体力があればいい。

　賢治だけじゃない。オオタニも言っている。ホットドッグにナニつけて食べる？と聞かれて、トラウトは「ケチャップとマスタード」と王道の答え。

　オオタニは「ナッシング」と答えたそうな。

　思うんだが。オオタニは意外と舌が敏感かも知れない。食材本来の味を味わえる、舌も超一流かも知れない。余計なモノは要らない。という所が、今のオレと似ている。

　だから昼は、焼きそばにしようと思ったが、やめて。食パンにソーセージでも乗せて食べようと思う。食パンは、焼くと腹に入ってから、水を欲しがる。だから焼かない。そのまま、ソーセージと一緒に食べる。そうしよう。

　食ったで～。超熟。うまかったで～。

　あ～。枝豆の季節まで、ナニを食って繋ごうか。

　やっぱり納豆しかないか。