本日、ベリッシマが秋田港に寄港しました。今まで最大の船は同じMSCのスプレンディダ号でしたが、あれは階数が低いので縦横比で横に長~い印象でした。しかしコレは、縦も19階建てですからね。
もう長いとかじゃなくて、ドーンっていう感じで、スケール感が分からなくなる。
かろうじて、そばに居る人とかモノと比較して、大きさを想像するしかないス。
ちなみに、コロナで騒がれたダイヤモンド・プリンセス号ってのがありましたが。あれが乗客2700人ざんした。これは倍の5500人ざんす。乗員も1500人居て、合計7000人が「苦楽を共に」しているちゅうわけですわ。
まずは船の先に回り込んで、正面から一発。乗客がタラップから降りて来ていますが、ほぼビルディングから退社するサラリーマンのよう。
10時頃でしたが、まだ迎えのバスが何台か残っていて。これから観光に行きます。今日は、雨の心配もなくて、良かったですね。
それから私たちは車でセリオンへ向かいます。地上100mから船を見るためです。
この位置から眺めると、本当に大きさが分からなくなります。
タラップの周辺に白く見えるのがテントです。その周辺に人が「アリさん」のように動いて見えます。
さらに右端下に、大型バスが何台か見えますが。これが唯一、肉眼で見えるスケール感ざます。この位置からだと、よ~く分かります。
屋上に何本ものチューブが見えます。ウォーター・スライダーでしょう。あの角度だと、まるで海に飛び込むように錯覚するでしょう。上がチューブじゃなくてサンルーフだったら、恐怖でしょうね。
行ったり来たり。300m超の船を、前から後ろから。引率して歩いたので、疲れました。
セリオンは、人で溢れていました。クルーズ客は、何となく格好で分かります。旅慣れたラフなジーンズとか穿いて、大概はカップルで歩きます。
そういう贅沢三昧の人々を見て、ちっとも悔しくないのが、私の取り柄です。わざわざ田舎まで、良さを発見しに、来てもらわなくて結構です。来てくれるなら、拒みませんけどね。