いつもの散歩コースに、祭りで使う山車(やま)の「わっぱ」らしきモノが置いてあるのが気になっている。
場所は追分駅の真向かい。ウイロードを降りてすぐの家。ちなみに本番の映像がこちら。
どう見ても、土﨑湊祭りの山車に付いている車輪、通称「わっぱ」にしか見えない。
これは祇園祭で良く見る、大きな車輪よりはグッと小さいが、その分しっかり造られている。だからわざと棒を差し込んで、軋ませて、怖い音を出す。ギーーーィ。あれが幼い頃のオレの祭りのイメージだ。
何でこんな所に。払い下げでも、しているのか。関係者と親しいのか。土﨑から引っ越してきた人だろうか。
ここからウイロードを上がり、数少ない列車を見送る。そう言えば、この所、貨物列車搭載のコンテナが少な過ぎる。下りの貨物なんか、20両のうち19両が空だった。不景気が来る前兆か。
ま、それはさておき。窓の外に目をやって、風車を観察する。お~、全員元気に動いておる。よかよか。
しかし、自然の力を利用するのに、こんなに不経済な方法しか無いのかねぇ。
もっと効率のいいやり方が、あると思うんだが・・。
最後に良い物を見つけた。日本のハーブ。「イブキジャコウソウ」。
実はここは親戚にあたる家だ。今日は寒くて、香りが良く分からん。ただ、花が咲いていたから、それだと分かった。独特のピンクというか、藤色というか。地を這うように伸びる、強い草だ。西洋の「タイム」の親戚と言えば、分かるかな。
また一つ。散歩の楽しみが増えた。