松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

目に見えない世界を信じる、ダニとカビの日々。

2015-05-28 05:10:17 | 日記・エッセイ・コラム

 身の回りの文化生活が、昔より格段に洗練された世界に住んでいると、信じている我々にとって、ダニとカビの世界をテレビで見せられると、それはショックを覚える。

 昔の生活を笑えない。むしろアルミサッシになる前の日本家屋の方が、始終換気できていて、ダニやカビの繁殖には難しい環境だったらしい。人間は自分の目で確かめた事柄以外は信じない。しかしあの映像は信じる。それは心当たりがあるからだ。ずっと頭がかゆくてシャンプーの時は地肌をゴシゴシやっていた。それが皮膚を傷めていたせいだと気が付いたのは最近のことだ。その前は枕のダニを疑っていた。どっちが正解かは、見えないから分からない。ぐうたらな生活を送っているから、目が覚めると耳に何かが入って行くような感覚を覚える。耳鳴りで不自由な他に、これ以上聞こえなくなったら大変だ。歩くたびに、埃は舞い上がる。それは床に近いほど多い。だから立っているより、寝ている方が圧倒的にほこりを吸っている。

 気を付ける場所は、風呂の天井とエアコンだ。カビは黒くなって初めて目に見えるが、ほんとは白い。大量に繁殖した時、初めて見える。天井から胞子がいくらでも降ってくる。室外機の結露した部分から、大量のカビが送り込まれる。暖房に使っていたから安心していたが、考えてみると室外機は囲まれているから湿気はあるだろう。思い切り汚れた空気を吸っていた可能性がある。使い始めの10分は、窓を開放して送風運転をするといいらしい。

 今日は晴れだから、枕も布団も干すとしよう。しばらくぶりに掃除もするか。んー、考えただけで気分が良くなる。~それは、いい、ことだろうー~井上陽水でした。

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