松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

馬(うま)酔(よい)木(ぎ)公園

2021-04-02 16:28:17 | 日記・エッセイ・コラム
 春先の水心苑は、アセビ(馬酔木)の園だ。それしか咲いていない。そしてアセビだけが、何十本とある。はずだった。

 しかし今年は早くて、もう終わりだった。かろうじて晩生(おくて)の木が、花をつけていた。

 ちょうど顔の位置にある花を、両手で囲い、鼻を入れる。と「ツン」と来た。あらかじめトイレで顔を洗い、鼻を濡らしておいた甲斐があった。

 なるほど、なるほど。池松壮亮による金田一耕助が、くせになってきた。
 こーれが、馬が酔うという、ゆえんか。な~るほど、なるほど。

 あとは、なんてことない。錦鯉と遊ぶ。やつら腹減っているな。人の居る方に、寄ってくる。人面魚みたいなのも居るぞ。昔、鶴岡の善宝寺まで見に行ったのを思い出す。

 水心苑を出て、公園を一回り。結構、家族連れもいる。

 二人の子供と、三人目を抱えた母。

 そして子供たち。女の子の方が、ぐいぐい登る。男は中学まではジェンダーフリーで分が悪い。

 テニスで壁打ちするお父さん。ここへ来る人で、元気のない人はいない。多分、オレぐらい。

 チャリを漕いで帰って来たら、息切れがして、30分何もできなかった。
コメント (2)
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