松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

由利本荘市のさくら

2021-04-04 16:31:44 | 日記・エッセイ・コラム
 息子のアパートへ片付けを手伝いに行った。もう二日ばかり、こっちで仕事をしてから戻るそうだ。声がかすれている。まるで声に元気がない。ファイザーの2回目を打ったあとから、こんな感じだそうだ。


 1回目は痛くて。2回目の前、軽く咳が出て、大丈夫か確認してから打ったが、こういう状態なんだそうだ。引継ぎで丸一日、しゃべっているから、ということもある。体は動いていたから、身体的には問題ない。昼飯を食う頃、大きな声が復活していた。


 ファイザーはアメリカ製だからな。あっちの大男に合わせての2回分だとしたら、日本人には1回で良くないか。と言ったら、1回目は70%、2回目は95%と有効性が違うからとか。息子は医者じゃないが病院勤務なので一般より早い。


 マイナス70度が引っ掛かっていたが、要するに振動の問題だと気が付いた。温度イコール分子の動きだから、ワクチンの分子構造が、揺れ動くと分解しやすいんだろう。随分デリケートなものを作ったもんだ。


 まあどっちにしても、平均的な日本人なら、ワクチンなしでも戦える。息子は花粉症もあるから、何らかのアレルギーは持っている。


 本荘公園に桜を見に行った。山はまだ咲いていなかったが、下の遊泳館という温水プールの前の桜が、ほぼ満開だった。しだれ桜も咲いていた。桜の根本まで行ったら、プールから暖かい空気が吹き付けて来た。ボイラーの熱だろう。多分それで早いんだ。


 ただしその場所で中を覗き込んだら、完~全に「デバガメ」と間違われるから要注意。小雨降る中、そそくさと後ずさりして、その場を離れた。


 ボランティアで手伝って、息子夫婦に有難がられているうちは、まだ使い物になるってことだろう。めでたし、めでたし。
コメント (2)
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