松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

中国のイルカショーになった、太地町のイルカ。

2021-04-13 13:03:43 | 日記・エッセイ・コラム
 和歌山・太地町のイルカ漁が、コロナもあって大分様変わりしているらしい。 反対派の海外活動家が入国できなくなって、代わりにネットで日本人らしい名前のヤブキさんが「捕まえた」と報告すると、ガイジンらしいアラバスターさんが、「すぐに逃がした」と弁護したりしているそうです。


 これをレポートしているのが、在日16年のドイツ人監督のセバスチャン・・スタイン氏。彼はイルカ漁に対し、賛成・反対どちらでもない。
 そもそもイルカ漁のマーケットの小ささに驚いたそうだ。漁船を出しても、油代にしかならない。
 それが2010年代になって様変わりした。肉は1頭5万円だったものが、生きたまま捕獲すると500万になる。中国がイルカショーを見せるため大量に買い占めるためだ。それでも年間1億円程度にしかならない。活動家への対策費のほうが大きい。
 これに対する抗議活動のない事が、監督には不思議でたまらない。


 本来なら可哀想なイルカを救うために、活動家の皆さんは中国へどうぞと言うべきだ。それとも殺さなきゃいいのか。食べなきゃいいのか。そうじゃないだろう。自然に帰すのが本当だろう。


 これを聞いて、アレも同類だよなと思った。大きなクジラみたいなのを、波打ち際からみんなで協力して海へ帰す。これも人為的だろ。自然の状態になぜ、手を加える。

 それは単なる「自己満足」だ。自己陶酔だ。それを報道する人間も、自己陶酔している。いいシーンですね。ってね。


 日本がIWCを脱退して商業捕鯨を再開して2年近くなる。今では批判は下火だそうだ。だがら言ったべ。早ぐ脱退しろって。あの時の日本の努力は凄かったよ。「しなづれぇっていうが」辛抱強いって言うか。まともな議論が通じないってのが一番アタマに来る。


 クジラとイルカは、人間よりお利巧なのかっ。ウシとウマはバカなのかっ。答えやがれ、毛唐めがっ。
コメント (1)
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