和歌山・太地町のイルカ漁が、コロナもあって大分様変わりしているらしい。 反対派の海外活動家が入国できなくなって、代わりにネットで日本人らしい名前のヤブキさんが「捕まえた」と報告すると、ガイジンらしいアラバスターさんが、「すぐに逃がした」と弁護したりしているそうです。
これをレポートしているのが、在日16年のドイツ人監督のセバスチャン・・スタイン氏。彼はイルカ漁に対し、賛成・反対どちらでもない。
そもそもイルカ漁のマーケットの小ささに驚いたそうだ。漁船を出しても、油代にしかならない。
それが2010年代になって様変わりした。肉は1頭5万円だったものが、生きたまま捕獲すると500万になる。中国がイルカショーを見せるため大量に買い占めるためだ。それでも年間1億円程度にしかならない。活動家への対策費のほうが大きい。
これに対する抗議活動のない事が、監督には不思議でたまらない。
本来なら可哀想なイルカを救うために、活動家の皆さんは中国へどうぞと言うべきだ。それとも殺さなきゃいいのか。食べなきゃいいのか。そうじゃないだろう。自然に帰すのが本当だろう。
これを聞いて、アレも同類だよなと思った。大きなクジラみたいなのを、波打ち際からみんなで協力して海へ帰す。これも人為的だろ。自然の状態になぜ、手を加える。
それは単なる「自己満足」だ。自己陶酔だ。それを報道する人間も、自己陶酔している。いいシーンですね。ってね。
日本がIWCを脱退して商業捕鯨を再開して2年近くなる。今では批判は下火だそうだ。だがら言ったべ。早ぐ脱退しろって。あの時の日本の努力は凄かったよ。「しなづれぇっていうが」辛抱強いって言うか。まともな議論が通じないってのが一番アタマに来る。
クジラとイルカは、人間よりお利巧なのかっ。ウシとウマはバカなのかっ。答えやがれ、毛唐めがっ。