松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

大曲の花火、狂走曲。

2016-08-28 16:05:17 | 日記・エッセイ・コラム

 ゆうべ、と言うか朝早く、1時56分に御一行様が帰って来た。ちゃんと最後まで見て、花火師とエール交換してきたそうだ。エライ。光るものを持ってなくて、ケータイとタブレットを振ってきたと言う。

 テレビで見たら、その夜景がきれいでカラフルな波が凄かった。花火師さんのトーチが赤一色だから、雄物川を挟んだその対比も美しかった。

 ライブで中継を鑑賞した皆さん、あれが大曲の花火だと思わないで下さい。テレビカメラの場所は桟敷からかなり離れていて、迫力に欠ける映像でした。無理もありません。近くから全体を映すことが出来ないからです。妻のタブレットには、隣の団体の一喜一憂する歓声が良く入っていて、臨場感が出ていました。テレビのは単なる記録映像です。運動会でいう「記録係」程度です。横長のテレビに、縦の打ち上げを魅せるのですから、意味ありません。私は寝っ転がって見ていましたから、どうにかして右から左に打ち上げてもらえないもんかと考えました。アップ映像の挿入も「下手くそー!」と言いたくなるほど未熟でした。糸を引いて同時に何本も上がって行くのが見えているわけですから、ここで開くと分かるでしょう。そこを撮りなさいよ。何年もやっていて、まったく信じられません。

 桟敷席の声を拾って、「シュボッ」という筒から発射する音も入れて、それで5.2サラウンドで届けてくれたら、最高でしょうね。そしたら生で現場で見たくなるかも知れません。

 フィナーレの10号30連発で掛かる「県民歌」は秋田の人間の誇りです。あれは独唱じゃなくて、合唱隊を入れて歌って欲しいです。「秀麗無比なーる 鳥海山んーよーっ!」ごめんなさい、興奮してしまいました。

 見せ場がいくつもある、伝統的な作法にのっとった大会を、私も見に行きたくなりましたよ。まだ2回か3回しか行ってないもん。オシメをしても行くぞ、そのうち。

 やめれって言われそう。

コメント
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