松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

日本人の好きな、メモリアルDAY。

2015-01-18 09:54:50 | 日記・エッセイ・コラム

 日本人はメモリアルDAYが好きなようだ。阪神・淡路から20年。あの時の教訓を生かして、同じことが起きないようにすることは大事だ。クラッシュ・シンドロームがその一つだ。長く圧迫された足を、いきなり引っこ抜くのは自殺行為に等しい。そのために多くの方が、助け出されたにも拘わらず亡くなった。そういう教訓は随時生かされているのに、節目だからと、わざわざ心の傷をなめるような映像を流すのは、どうかと思う。被災者の身に寄り添うことは大事だ。それは今、NHKが毎日行っている。三陸の人々を追跡し、執拗と言えるくらい進まない復興の様子を伝え続けている。

 同じように、戦後70年を高らかに謳うのも、私は反対だ。昭和31年、復興が軌道に乗り「もはや戦後ではない」という流行語が生まれた。それから60年。延々と日本人は戦争を引きずっている。この分だと「戦後80年」「戦後90年」ついに「戦後100年」を迎えました。おめでとう。なんて言っているんだろう。どうして、そこから離れられないかな。中韓がいじめに使うのは分かるが、日本人はもうそろそろ前を向いて歩くべきじゃないのか。GHQのマインドコントロールは実に見事に機能している。ある意味、日本人にしかできない芸当ではある。もうそろそろ夢から覚めてもいいんじゃないか。

コメント
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