棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

雷雨

2014-06-10 09:21:11 | 山郷の暮し
ピカピカ・ゴロゴロ・バシャバシャと、昨日は午後に入ってから今年一番の雷雨となった。
朝の投稿では「いまひとつ雨がほしいなー」と書いたばかりでしたが・・。
バケツの水をぶちまいた様な降り方は、畑の土を跳ね飛ばし、泥水となって流れ出してしまう。
水はほしいのだがこのようにドバッとはいらない。
なかなか自然相手では思うようにいかないものです。

ワンちゃんたちは家の中に入れる。
窓ガラスを響かす雷鳴に眼をつりあがらせ、小刻みに震えるハナは私から離れない。
サクラバーちゃんはさすがに慣れたもので、部屋の隅で丸くなっている。
耳の良い犬たちにとって、雷の爆音はかなり堪えるものであろうか。

まだまだ梅雨は始まったばかり。
今年はだらだらと長くなりそうで、なんとなく気分が冴えなくなってきた。
さーーこれからアトリエに入るが・・・・、筆を取れるかなー。

慈雨

2014-06-09 09:12:37 | 山郷の暮し
局所的に大雨になっり被害が出ていますが、我が花の谷ではパラパラと降る程度です。
先日も書きましたが、私の気まぐれ菜園では、苗植えや種をまいてもまじめに水遣りはしないので収穫は期待できそうもない。
植える時期はご近所の畑を見ては同じ時期にしているのだが・・。
プロの露地植えのきゅうりはすでに収穫できそうだが、我が家の3本植えたきゅうりは
ヒョロヒョロと頼りない。
根本的に土が異なり、なんといっても手入れの違いだとはわかっていても、とても及ばない。

野菜は無人売り場で買ったほうが安いと、花畑にしたつもりだったが雑草畑だ。
大好きなひまわりもようやく発芽したものが2-3センチとなった。
よそ様のひまわりは60センチ以上だ。
盛夏にギラギラと咲き誇る、とはいかないだろう。

雨がほしい

2014-06-07 08:46:57 | 山郷の暮し
アッというまに入梅になってしまった。
先週までは真夏日を思わせるカンカン照が続き、畑地は乾ききってしまった。
あちこちの畑で、植えたばかりの苗に水遣りが毎日続いている。
我が雑草畑でも気まぐれに、トマト・芋・かぼちゃ・ねぎなどを植えたが、もとより水などやらない。
水遣りをしなければ一層そのほうがいいと、真に都合の良い話を聞いたがそれでも
「雨がほしいねー」が挨拶言葉になっている。
どんよりと雨雲が広がり、今にも降りそうではあるが降らない。
梅雨空のした、水遣りをしている光景はなんとも奇妙です。

ばてました

2014-06-05 12:25:14 | 山郷の暮し
いきなり真夏日になってしまい、とても体がついていかない。
草ボウボウの我が花畑を何とかしなければと思いつつも、暑すぎるを理由に思うだけだ。
それでも天気予報で今日あたりから雨になるというから、昨日は草刈用の混合ガソリンを買ってきた。

いつもそうなのだが、たまにしか使わない草刈やチエンソーは、エンジンがなかなかかからない。
ひーひーやっているうちに嫌になってしまい、止めてしまうことも珍しくはないのだ。

さて今朝は・・・なんと数回の挑戦で快適に動いてくれた。

散歩コースにはバカ草が茂り、私やワンちゃんにいっぱいついて閉口してしまう。
まずはその道から刈りだす。
そして、目の前の雑草畑だ。

ほぼ2時間以上、私としては真に気合を入れての作業。
足元がふらついてきたので止める。お昼前だ。

それにしても足腰が弱ってしまった。なんとも情けないほどだ。
冬より全身にシビレが走り、大学病院で検査をしてもわからず、一応心配されるような問題はないとの事。
自分ではなんとも変な体になってしまっている、と感じているのですが・・・。

雑草が茂り、強いと言われるジャーマンアイリスも今年はあまりいい花がつかなかった。

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2014-06-04 09:18:37 | 山郷の暮し
散歩道はチットきつい甘さが漂っています。
路面はクリーム色をした小さな花が雪のように降っている。
針エンジュが覆いかぶさっています。針エンジュとはニセアカシヤのことで、最近知った呼び名。
日本的ないい感じですね。
以前に外来種であるから駆除する、というお達しがありました。
有用植物として奨励されながら、いまさらおかしなことだと思うのですが、
手遅れでしょうねーー。

花からは上質な蜂蜜がうまれ、長野県の蜂蜜は80%だそうです。
いたるところモコモコとした薄緑色の林がある。
木は固く薪にすると火持ちがいいのだが、バチバチとハゼルのでストーブを痛めると言われますが、薪や炭には欠かせない木でした。
外来種問題などに眼を通しますと、なるほどそんな害があったのかと思いますが、
くどいようですが、いまさらどうにもなるまい。

駆除の対象で今一番困っているのが、河川敷で繁茂している荒地ウリだ。
これはヤブカラシのようにシートを被せたように覆ってしまうため、他の植物は育たない。
本当に困ったやつである。

名前が出てこないのですが、ただいま道端や高速道路の堰堤などで満開の、コスモスに似た花でオレンジ色の花があります。
私はこの花が美しいのでわざわざ移植したくらいで、どうしてなのかワカラナイ。
ところが、我が花畑・・雑草畑ではなぜか繁殖をしていない。
どこでもOKのような花だが不思議だ。

人間のご都合で急速に自然支配をしてきた不の遺産。
本来の自然の姿 といっても、気候が激変してゆく中で、何が本来なのかわからなくなってしまった。

写真は2011年6月 ハナが生まれた年です

母の写真

2014-06-02 07:03:02 | 山郷の暮し
NHKの朝ドラ「花子とアン」はなかなか面白い。
尋常小学校の教師がようやく板につき、卒業式がありました。

それを視聴していてフッと思い出したのが 母の若かりしころの写真 です。
中学校の教師をしていた母ですが、それも大正12年 母が21歳という若かりしころだ。
教師である限り毎年卒業写真を撮っていたことと思うが、手元にあるのはこの一枚だ。
母がよほど気に入っていたのか、それとも始めての卒業生を送り出したときなのか・・。
端っこにいることを観れば、教員になったばかりの歳なのかもしれない。
21歳と言えば、女学校を出たばかりの娘さんだったろう。
ドラマを見て母もそんな様子だったんだろうと・・。
母を女優並みとまでは言いませんが、三人娘の長女で「三小町」と称されていたらしい。
ヘヤースタイルは203高知髷といい、当寺の世相を現している。
黒柳哲子氏もマッサオですね。

父は学者としてかなりだったようで、そのうえ再婚だった。
私の母になるまでには、計り知れぬ物語があったことと思うが、今となってはまったくわからない。
「お父さんと一緒になって、奥様・奥様と下にも置かれないことがありました」
と、ポツリと語ってくれたことがあった。
全て戦争以前の帝都時代のことだ。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本