棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

4-17 桜花

2012-04-17 07:08:54 | 山郷の暮し
松本城の観測サクラがよやく開花したと、地元ニュース。
例年とどれほど遅れているかわかりませんが、我が家ではまだまだ開花はせず、一週間は遅れているだろ。
それでも、確実に花の季節になります。
希望を持ちましょう、などとたいそなことではありませんが、暖かな光は心が踊ってきます。

 散らであれかし桜花  散れかし口と花心  閑吟集(かんぎんしゅ)
サクラの花よ、あまり早く散らないでちょうだい。 だけどね、男の実のない甘言や口車は早く散って欲しい。
と、切なくどこかみれんぽい感じがします。まーーナツカシキ女心、てっところでしょか・・・。
桜の花はどこか怪しく、時にはゾッとする光景があります。

4-15 今日はどうかな

2012-04-15 08:07:05 | 山郷の暮し

雨降りの昨日は薄ら寒く、再び防寒着をひっぱりだした。
今朝もひんやりと霧が立っていたが心地良く、気温も上がってくれそうだ。
散歩コースの梅林もようやく白色にけむり、香りも増してきた。
我が家の桜は蕾がようやく膨らんできた程度で、かなり遅れる開花になりそうだ。
車で20分以内で到着する松本城の公園で、恒例の「茶会」があるようだが、華のないチョット寂しい茶会かな?。
写真は昨年の今日。エライちがいですね。

4-13 春の衣替え

2012-04-13 07:55:32 | 山郷の暮し
朝、いつもの散歩道で鹿の角が落ちていました。
群れが闊歩するこのへんでは特に珍しいことではありませんが、散歩道で拾ったのは初めてだ。
以前、山の中で75cnという立派なものを拾いましたが、これは45cmと小さい。
ツノの付け根をみますとわずかに血らしきものが。

ポロリと落ちた、という感じですね。
角は毛が変化したものといいますが、まさに毛が抜けたような付け根です。
サクラ・ハナはモーー、新しきおもちゃ、イヤイヤ食い物なのか大変なはしゃぎょうです。
鹿さんの春の衣替えです。


天災・人災・人曼荼羅

2012-04-12 08:07:05 | 山郷の暮し
4-12
雨上がりの散歩道に緑色が目立ってきました。
散歩コースの梅林もようやく二歩咲きといったところで、近づけばほんのりと甘い香りがする。
咲きそろった水仙は昨日の雨でずぶ濡れだが、まもなく「春だ!!」と叫ぶでしょう。
ウグイスも初鳴きいらい寒くなってしまい、鳴りを潜めていましたが今景気よく鳴き出しました。
「東日本大震災を描くー天災・人災・人曼荼羅」展 は昨日終了しました。
今まで以上に報道されたにしては、入館者は200名を割りましたが、マーーよく入った方でしょう。
ほとんどの方が新聞を読み、天候不順でありながら来ていただいた。
映像や写真とは異なる、古来からの記録方法である絵画で訴え・残してゆく、
そのことの意味を私自身が再考しなくてはいけないと感じた。
ついでながら、副題としての「人間ドラマ」から「人曼荼羅」にかえました。

4-11 東日本大震災を描く展 最終日

2012-04-11 08:18:21 | 山郷の暮し
昨日は予定の通り、展示場のガラス戸を開け放ちオープンスペース風に・・・。
人の流れもグットよくなった。今日は・・・、雨降りの予報XXXXXX。
 親兄弟を津波で亡くし、先日ようやく葬儀を出すことができた、という男の方が・・。最初はポツポツと語ってくれたが、次第に作品を観なくなっていった。
私は「現地で作品の展示をしたいと思っているが・・・。」
「いいと思います。学校などで展示ができるかも知れない。しかし今はまだ早い気がします。」
彼は現地の情報を知らせてると言ってくれた。
 来館者の総数は200名を割ってしまったが、偶然ではあるが被災された方々が涙し見入ってくれた。
6月には朝日美術館にて復興展に参加をすることになっています。

4-10 東日本大震災を描く展 もあと二日

2012-04-10 08:03:49 | 山郷の暮し
東日本大震災を描く展 初日の6日は真冬並みのサブーーイ一日で、とてもとても松本市美術館にいこうなんて気も起きなかったであろう。
寒さは日曜日まで続き「晴れ男」を自認している私としては調子が狂ってしまった。
昨日は一気に汗ばむ気温に跳ね上がった。そして今日も暖かくなりそうだ。
当初の予定の通り、展示場の芝生に面したガラス戸を全開し、オープンスペースにしたい。

4-9 休館日です

2012-04-09 08:53:23 | 山郷の暮し
今朝の散歩は、あーー春の風だなーー、とひときわ大きく息をする。
松本美術館での展示会は今日は休館日。
各社の新聞報道があった割には来館者も少なく、100人を割っている。
とはいっても、ほとんどが新聞を読み観たくなったと・・。
美術館での企画展(常設の草間弥生展のみ)もなく、あまり観覧者が流れてこない。

津波で水の中で一昼夜、生死を彷徨ったという方の親族の人が偶然きた。
「アーー」というため息に番館の思いを感じた。
言葉は少なかったが、ご本人はマスコミに追われ大変だった上に、ひと息つけた現在、精神的にまいってしまい休職をしているという。
そして、この作品の本意である「希望の源または私達の心」の絵にホットすると言ってくれた。
「東日本大震災を描く」が、新たな展開を見せていくことを願っている。
展示会は10-11日とあと二日だ。

休館日です事のタイトルを入力してください(必須)

2012-04-09 08:38:15 | 山郷の暮し
今朝の散歩は、あーー春の風だなーー、とひときわ大きく息をする。
松本美術館での展示会は今日は休館日。
各社の新聞報道があった割には来館者も少なく、100人を割っている。
とはいっても、ほとんどが新聞を読み観たくなったと・・。
美術館での企画展(常設の草間弥生展のみ)もなく、あまり観覧者が流れてこない。
観覧者の中に津波で水の中で一昼夜、生死を彷徨った方の親族の方が偶然きた。
「アーー」というため息に番館の思いを感じた。
被害にあったご本人はマスコミに追われ大変だったという。
ひと息つけた今、精神的にまいってしまいってしまい、休職をしているという。
そして、この作品の本意である「希望の源または私達の心」の絵にホットすると言ってくれた。
「東日本大震災を描く」が、新たな展開を見せていくことを願っている。
展示会は10-11日とあと二日だ。

ヒェーー・サブーーイ

2012-04-08 08:23:36 | 山郷の暮し
4-7
昨日の寒さはナンダ !!。雪混じりの厳寒時の風が吹き抜ける。
美術館全体も人っ気がなく、芝生の中庭をときおり若い女性が背を丸めて横切る。
私が開催している会場はその芝生の庭に面しており、予定ではガラス戸を開け放つつもりであったが・・。
温かいと子供たちが遊ぶホットな空間なのです。
地元の最有力新聞 信濃毎日に報道され、多くの方々を期待したがあの寒さではオレだってイヤダ。
それでも厳寒のなか、新聞を読んだと50人弱の方々に来館いただいた。
最初のご挨拶が「寒い中ありがとうございます」
それだけにしっかりと鑑賞いただけた。
今日は日曜日で、気温も上がりそう。芝生の中庭もお日様があふれることでしょう。
写真は信濃毎日新聞より、なかなか良い記事です。   
外からの会場風景ですが芝生がなかった。寒かったので・・・

4-7 展示会

2012-04-07 08:31:36 | 山郷の暮し
昨日から松本市美術館で「東日本大震災を描く・りゅう王丸作品展」をオープン。とわいっても、午前中は飾り付けや新聞取材を受け、実質的には今日からが本番だ。
地元一番ともいえる新聞社からの取材があり、どんな記事になっているのかまだ確認はしていないがありがたい。そして、にぎやかな地元TV取材だった。

会場は作品幅(8,3X1.6m)には少し足りないが、作品の前にナニモナイ状態で観るのは初めてだ。
我が家ではナントカ並べることができてわいたが、絵の具台だのストーブだの椅子だのとナニカがある。
それ故に全体の印象が今ひとつつかめなかったが、展示をしてみると思っていたよりもこざっぱりとまとまっている。
というのは、もっと全体のバランスが崩れているのかと懸念をしていたのです。
作品は広いスペースで観なければならないとあらためて感じる。
さーー今日はどうなるか・・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本