棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

サクラ

2012-04-22 07:10:46 | 山郷の暮し
我が家の桜の開花が今年ほど気になることは、我ながらアホッカと思うほどだ。
玄関を開けると桜の花が眼前に広がる。パソコンから目を転じれば、窓いっぱいに桜が踊る。
二階の窓はサクラに覆われ、まるで桜の木に登ったような空間になる。
嫌でも気分は高揚し「ナンカすっか!!」てなことになってくる。(大抵はお昼寝になってしまうが)
これがこの期の気分で、気まぐれな思いつきだがナニカをおっぱじめる。
それが溜まっていくとモノになってゆくこともあるし、暇っつぶしにもなるというもの。
此の冬はいつもと違い、寒かった冬の間「東日本大震災を描く」の製作に没頭した四ヶ月だった。
筆を置いてから体内エネルギーが不足し、自然の力を・・サクラの力を充電しなくてはならぬ。
それには我が家の桜を愛でながら一杯しなくてはならぬ。そうしなくてはならぬ。
よその花ではいけないのだ。ならぬ・ならぬ・・・。
昨日は午後に入ると20度以上になり、車で10分も下った公園は5分咲きだった。
だが、今日も開花宣言を叫ぶには花かずがイマイチで、気温も上がりそうもない。
気晴らしに温泉でも行くか・・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本