棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

4-25 一本の鉛筆・・歌 美空ひばり

2012-04-26 06:57:54 | 山郷の暮し
そぼ降る雨、満開の桜が薄墨色に煙っています。先日の冷たい雨と違い、草木が活き活きとしています。
昨日に続き自転車帰宅でのお粗末劇ですが・・・。
「名もなく貧しく美しく」を視聴している最中、居酒屋のおやじが「リュウサン。この歌を知っているかい」と取り出した紙にはおやじ手書きの「一本の鉛筆・作詞 松山善三 作曲 佐藤勝典 歌 美空ひばり」 とある。

《一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
 一本の鉛筆があれば 人間のいのちと 私は書く》

と続く歌詞は平淡でありながらグサリ!ときた。最後などはこのたびの東日本大震災への呼びかけにも通じるものを感じた。
私はまったく知らなかったが、美空ひばりさんが最後まで愛していた歌だったという。
居酒屋のおやじは少々酒癖が悪いが只者ではない。今回はじめて私と同じ東京疎開組だったと知ったことは前回書きましたが、人それぞれの過去の深さをあらためて感じる。
話を戻そう・・いろいろ書くよりもネットで検索し聞くのが一番でしょう。
確かに皆が歌いつづけなくてはならない名曲だと思った。


ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本