棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

芸術について-22愛欲曼荼羅

2008-11-25 09:35:03 | 大人の童話
ンド芸術論の続きだが、人間の様々な感情は8種類に集約できるとしている。
恋情・滑穰・悲愴・憤怒・気力・恐怖・嫌悪・驚嘆。
芸術家は、テクニックを駆使し、感情を表すに在る、という。
とはいっても、8種を全て盛り込んだら、低俗なバライティーショーになってしまうが・・・。
インドの芸術の目的は、人々に平安をもたらすことであり、宗教的な充実感を与えてやるものでなくてはいかんらしい。
ということは、ワシら教団の「存在する意味」と同じといえる。
先のドイツの劇作家のお説とエレー違いだが、どちらをOKとするかは 君等のかってだ。
マーーそんなところに、評論家とか 学者等が入り込んでくるのだろう。
連中だって、売りこまにゃーならないから なにかと こけおどしを言う。
「オレの説こそ、眼力・知識・キャリアからして、最高である」
と食通ぶりを披露するわけだが、たいていは焼き直し。
本当の自説など、時節を得なければ世にはでない。
己の説を権威在るものにするために、権力に媚、へつらう世渡り上手でなくてはならないのだ。
観たまえ彼らを。
研究熱心はけっこうだが、自分の火の粉もきずかない。
なんたって連中は、自分ではさみの使い方一つも できないのだからなー。


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