![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/2f/63785f6da109d3e405446316bca92f5c.jpg)
燃え落ちた祠に、木こりの木米爺様は
「オラの火の不始末で、デーじな祠をもやしてしまった。罰当たりなことをしてしまいました」
と、村の衆に謝って回りました。
『二年も続いた豊作で、ちったー余裕もできたデ、立派な祠を建てるズラ』
一月下旬、冬眠状態でいた福の神は
「オイ!!テメーの家ができたようだ。けえれー」
厄病神に追い出されてしまいました。
「うひゃー。こりゃまったく立派 !
ヒノキの色艶、なにより香りがすばらしい。
お供え物もどっさり。厄病神ドンにお礼にもっていこう」
明るく居心地のいい住まいは、ナニカをしょうという気力も湧いてくるものです。
『あまりめんどーな事はしたくないし・・。
そうだ、厄病神ドンのように、計画書を作ろう・
厄事ではなくて「しあわせ計画書」だ・・。
炭焼きの木米爺様は信心深いから最初だ
◎一月 木米爺様しあわせになる
清水のばっちゃまは、餅をくれたから次だ
◎二月 清水のバッチャマ しあわせになる
次は喜八だと、こんな調子のしろもの。
一年分だといっても、ほんの3枚も書けばおしまい。
さすがの福の神も、見栄えのしない「計画書」にがっかり。
なによりも、厄病神がいつも言っていた、段取り を思い出すと身震いし、ツーーーと消してしまいました。
「オラの火の不始末で、デーじな祠をもやしてしまった。罰当たりなことをしてしまいました」
と、村の衆に謝って回りました。
『二年も続いた豊作で、ちったー余裕もできたデ、立派な祠を建てるズラ』
一月下旬、冬眠状態でいた福の神は
「オイ!!テメーの家ができたようだ。けえれー」
厄病神に追い出されてしまいました。
「うひゃー。こりゃまったく立派 !
ヒノキの色艶、なにより香りがすばらしい。
お供え物もどっさり。厄病神ドンにお礼にもっていこう」
明るく居心地のいい住まいは、ナニカをしょうという気力も湧いてくるものです。
『あまりめんどーな事はしたくないし・・。
そうだ、厄病神ドンのように、計画書を作ろう・
厄事ではなくて「しあわせ計画書」だ・・。
炭焼きの木米爺様は信心深いから最初だ
◎一月 木米爺様しあわせになる
清水のばっちゃまは、餅をくれたから次だ
◎二月 清水のバッチャマ しあわせになる
次は喜八だと、こんな調子のしろもの。
一年分だといっても、ほんの3枚も書けばおしまい。
さすがの福の神も、見栄えのしない「計画書」にがっかり。
なによりも、厄病神がいつも言っていた、段取り を思い出すと身震いし、ツーーーと消してしまいました。
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