棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

パレット

2014-08-04 13:00:17 | 山郷の暮し
製作に一息入れようとするのはいいのだけれど、いつも「もったいねーなー」と思うのがパレットに搾り出された絵の具だ。
それなら、続けて小品でも画けば、とおっしゃるかもしれないが、それができない小生だ。
エネルギーが切れたというよりも、まったくそおいう発想にならない。
負け惜しみかもしれないが不易流行
この流行は自分の18番テーマも含めてのことだが、冷や飯を食っても不易だ。

絵の具は容赦なく固まってしまう。{注 暗いところに置くといいのだが}
半乾きの絵の具はもう一度練り直して使えないこともないが、ものによっては色が悪くなる。

実際に使ったより、パレットに固まったほうが多いくらいだ。
てなことは、ほとんどの画家が体験していることで、固まった絵の具を削り取っては何年も使うバレットだ。

紙製の使い捨てパレットもあり、色がよくわかりいいものだが、私には使いきれない。
正直面倒である。

パレットを観ると、おおよそ其の画家の色彩感覚が解る。
私のパレットは見たとおり、美しい配色である。
もー30年も使っているが、子供用の画板を利用したもの。
また、今はないカラオケ用のCDで、これは色味がよくわかって重宝している。

さて・・・次のテーマ作品はどの引き出しを開けようかな・・。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本