棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

クマンバチ

2013-08-31 07:09:10 | 山郷の暮し
台風の影響なのでしょうか雨雲がたれこみ、うす暗い感じですが、昨日のような蒸し暑さで
不快指数100ではなく助かります。
以前は「不快指数」が示されましたが、最近は聞かない言葉になりました。
「天候と気分」との関係が示され面白いと思うのですが、個人差があり、
あまり科学的ではない、ということなのでしょうか。

向日葵の蜜を求めてやってきた、よくあるクマンバチ(熊蜂)の写真ですが、状況は少し違うのです。
じーとしたまま動かない。花に埋もれて亡くなっているのです。

ねかはくは はなのもとにて 春しなん そのきさらきの 望月の比 (続古今和歌集)

ご存じ西行法師の辞世の句が、思い浮かびました。

秋虫のコーラスも日中に聞くことができるようになった。
花影に様々な営みを見出すことができます。
秋を語るにはまだまだ早いとは思いますが、赤みを帯びた強い西日は確実に秋の光です。






ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本