棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

虻蜂取らず

2013-08-23 09:02:24 | 山郷の暮し
ただ今は9時前ですが、空は黒雲が覆い雷が鳴り響いています。
集中豪雨にならなければいいのですが、適度なお湿りはほしいところです。

ワンチャンの散歩で何の脈絡もなく、突然浮かんだ言葉が「虻蜂取らず」。
アブ・虻は夏の終盤になるとやってくるヤツで、こいつに刺されるとイタイ!!
なんてもんではない。
だが、割合につかまえやすく、憎らしいから羽だけむしりとる。
それも片側だけ。
もっとこった取り方をするのが、方向舵にあたるうすい羽だけを切り取るのだ。
くるくる、フラフラ。まさに酔っぱらいのごとく・・。

あれ・・虻の話ではなかったですね。
検索してみると初めて正しい語源をしりました。

蜘蛛の巣にかかったアブを取ろうとした蜘蛛。
またまた蜂がかかり、そっちのほうに気がいってしまった。
あげくが、両方とも仕留めることができなかった。ということ。
二頭追うものは一頭も得ず ということでしょうか。

私はアブと蜂はよく似ているから、迷った挙句どちらも取れなかったこと、
と思っていました。
さてと・・・今日はアレをしょうかな。それともコレにしょうか・・・。
気が付けば晩酌タイムになっている、私そのものです。

ryusun

つぶやき

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