棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

南京豆

2012-09-20 06:53:09 | 山郷の暮し
いまさらと笑われそうですが、ピーナッツが土の中で育つという過程を初めて見ました。
かなりの年まで、南京豆は枝豆のようにゾクゾクとぶらさがっているものだと思っていたのです。
ならば、根にビッシリと実り、引き抜くとサツマイモのごとくゾロゾロとでてくると、先日まで・・・。

地元の畑で根元の茎に濃い黄色の花が点々と咲き、なかには細い管のようなものが伸びている。
まるで虫の卵管のようだ。
なんとその管が土中で、あのピーナッツに育っていくというのだ。
園芸に使う黒色のマルチシートもものとせず、プスリと刺し込んで入ってゆくという。
残念ながら土の中の様子はまだ見ていないが、なんとも不思議な植物の生き方だと感じた。

私は南京豆と言っていましたが、子供のころ父親がそういっていました。
今はあまり使われなくなっていますがほかの呼び方に、ピーナッツ・落花生・地豆などがありますね。
この南京豆、殻ごと出されるとなんともゴミっぽくなって、母から小言を言われたものです。

食べ方もいろいろあります。
インドネシアで忘れられないのがサテといわれる、串焼き料理は焼き鳥によく似ている。
このたれがピーナッツ風味で美味かった。
屋台などで香ばしいサテの香りに、一杯の飲みたいなー と喉がゴロゴロ鳴ったものですが、
イスラム教圏ですので堂々と飲むことははばかれました。


ryusun

つぶやき

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