棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

終戦65周年-りゅう王丸作品展

2010-06-29 08:28:34 | 山郷の暮し
昨日の蒸し暑さにはまいった!!
西日本では大雨で被害が心配され、蒸し暑いどころではアリマセン、といわれそうですが。今日も実にうっとおしい。
草ボウボウの散歩道を行けば、腰までびっしょりなってしまった。
賢犬サクラも進んで草道にわけいる気もなく「オイ!帰るか」の問いかけにサッサッとU タウンしてしまいました。
さて7月28日から松本市美術館での個展は、絵筆を握ってから40年間の私の叫びのようなもの。(この行だけでが5つもある)
私は自分の絵によって装飾的芸術表現よりも、自らの造形語をもって、アル内容・アル主題を表現することでした。
その起爆点は青春時代のベトナム反戦運動から続く、紛争・抑圧・自然破壊などなど、人間の行為・愚行に対しての辛らつな社会時評でした。
そのことは、美術表現者としての芸術性と非芸術の葛藤でもあったのです。
 私は芸術世界に40数年活きながら、独創的な芸術表現を手に入れた、とはいえませんが、自らの時代を語る作品を残すことが出来ました。
この度の展示会はそのことを顕わにし、終りなき芸術世界に新たな光明を求める起点としたいと思っています。


ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本