私が20代前半に描いた壁画、リホームにあたり修復をすることになり、この一週間、朝一からお絵かきをしていた。
創作的心情よりも、職人的な実直で素直に対面してゆく心もちで仕事をした。
前回も話しましたが、所によっては1センチ近い盛り上げや、絵の具でない色との退色バランスをとるのに苦慮したが、それなりにうまくいった。
最後はシーラといわれる建築用のペイント下地材を塗る。極小の泡が白濁し少し心配だったが、乾くと落ち着いた色になってくれた。
少なくともこれから20年は、大切にしてくれることと思う。
息子さんにもお会いしたが、この家を引き継ぐとは言わなかったが、この壁画と共に育った思い出をはなしてくれた。
作品は100年200年先まで残ってくれることを願うが、現実にはナカナカ難しい。
先日も知り合いの日曜画家(かなりの水準だった)がなくなって、遺族の方が全てを廃棄したいからと相談をうけたばかりだった。
其れを思うと、絵描き冥利につきる喜びです。
創作的心情よりも、職人的な実直で素直に対面してゆく心もちで仕事をした。
前回も話しましたが、所によっては1センチ近い盛り上げや、絵の具でない色との退色バランスをとるのに苦慮したが、それなりにうまくいった。
最後はシーラといわれる建築用のペイント下地材を塗る。極小の泡が白濁し少し心配だったが、乾くと落ち着いた色になってくれた。
少なくともこれから20年は、大切にしてくれることと思う。
息子さんにもお会いしたが、この家を引き継ぐとは言わなかったが、この壁画と共に育った思い出をはなしてくれた。
作品は100年200年先まで残ってくれることを願うが、現実にはナカナカ難しい。
先日も知り合いの日曜画家(かなりの水準だった)がなくなって、遺族の方が全てを廃棄したいからと相談をうけたばかりだった。
其れを思うと、絵描き冥利につきる喜びです。