棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

壁が修復作業

2009-11-19 10:14:16 | 創作活動
 
40年前に描いた壁画4×2.5mの修復をすることになり、ただ今格闘中。
お絵かきで格闘というのも変なたとえですが、絵筆でチョコチョコと修正すると言う仕事ではなく、1センチちかく盛り上げた繊維壁材が相手です。
そのほか、石膏セメントなどに顔料を混ぜたものを絵の具としているので、とても通常のお絵かきとはいきません。
20代前半の製作で、布キャンバスではとうてい不可能なほどの盛り上げが面白く、これでもかこれでもかと思える重ねようです。
正直、よく40年も剥げ落ちずに残っていたと、感心をしてしまいました。とはいっても繊維壁材は剥がれやすく、埃も吸いやすいので今は人気がないようです。
まずは剥げ落ちるものは落としきることからの作業です。
タバコのにおいが染み込んでいて、ツンツンとくるエライことになってしまった。
油彩画でもタバコの煙は大敵で、絵の具の中に深く染み込んでしまいます。
あらためてタバコってーヤツはヨロシクナイと思いました。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本