棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

鹿に食べられた

2009-04-04 17:59:53 | 山郷の暮し
足踏みの花季節 
ここ数日間空気が冷たく、弱い風でも身を差す冷気になってしまう。
今朝は幾分春らしかったが、午後になると雨空になってしまった。
我が家のサクラが記録的早さで開花するのかとおもったが、例年ように中旬になるのか・・・。
畑仕事も始まり、耕運機のうなり音が、なんとなく元気なく聞こえる。
当然ながら私の感じ方であるが、やはりお天道様ピカピカの明るい陽の中がいい。
散歩道にビッシリト生えている「のかんぞう」の輝くような新緑が、ひときは目に付く。
数年前から「ふきのしう・なずな」とおなじく、鹿に食べられるようになった。
本来、山菜などは彼らの食料で、鹿からしたら人間こそ害獣だ。
散歩道は鹿の通り道が編み目のようにはしり、下草など刈り込んだように綺麗になっている。
わが賢犬サクラももはやお手上げで、よっぽど新しい足跡でない限り、たいして関心を示さなくなった。
「のかんぞう」をサットゆでた酢味噌あえは、甘酸っぱく日本酒にあう味です。
http://www.hana300.com/nokanz.html

つれづれ草-5-坊主は幸せだったか

2009-04-04 08:05:24 | 物語・絵本・童話
5
いかにも高貴なお方がおいでになる部屋に通された。祈祷僧はなんとも誉れ高い幸せな気分で着替えを始めた。
オンドリャーーー白昼どうどうと!!!
全く予期はもしないできごとだった。
不覚だった!!まさか白昼にモノノケが現れるとは!ワシもまだ修行がたりなかった」
僧は遠のく意識の中で、血刀を手にしたモノノケを見つつ、自分の未熟さを悟った

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本