岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

タックル基本練習

2012年02月23日 | 練習日記
2月18日(土)雪の降る中、タックルの基本練習をしました。

これまでも何度かスナップをのせましたが、今日もおもしろい(課題の見える)ものをアップしてみました。

次の2枚は、2枚目で見事にふられています。
その原因の一つは、1枚目でわかるように、視線が高い(相手の顔を見ている)ことです。相手の腰くらいを見ながら間合いを詰めていかないと、タックルポイントに入れません。




このスナップも視線が高く、相手の顔を見ています。


次の2枚も、見事にふられています。
今度は、前の写真とは逆に、視線が相手の足首(ひざより下の方)を向いて、低すぎるために頭が下がっています。


頭が下がっているため足がついていかず、完全に抜かれています。


次の2枚は、腰が引けて体重が後ろに残っています。
体の重心が前に向かないと、足がついていかず前に出れません。




犬Kでさえ、腰がまだ落ち気味で、足がついていかず、相手に体を寄せきれていません。


N熊です、射程圏に入るまでの姿勢は落ちついたいい感じです。
ここから、一気に踏み込めたかどうか。今回は写真がありません。

ミス

2012年02月23日 | ラグビーの基本
ミスには2種類あると言われます。

一つは自分で考えチャレンジした結果のミス、もう一つは自分で何も考えたり判断せずに行った結果のミスです。

「ミスするな」と言う言葉は同じでも、もし頭ごなしにただ「ミスはするな」と怒って指導していたら、チャレンジしてミスした選手は二度とチャレンジしなくなります。

一方で、チャレンジした結果ミスした場合でも、どうしてミスになったかを考え修正していくことが重要で、この修正することが無ければ決して次の成功につながることはありません。
チャレンジして失敗して、考え修正することで中学生はスキルを身に付けていきます。

しかし、チャレンジを繰り返しそのたびにミスをしているのならば、それはもうチャレンジとは呼べません。
同じ状況で何度も同じミスを繰り返すということは、ミスした後の修正段階で何も学習していないことです。(あるいは、現時点の身体能力を超えたような、無謀なプレーなのかもしれません)
毎回ミスの後で「これはチャレンジでした」と言い訳のように言うようでは、ミスの後に原因を修正する努力を行なっていないか、全く無理な(無謀な)チャレンジということです。

とは言っても、ブログ担当コーチのような凡人(凡コーチ)には、中学生が自分で考えてチャレンジした結果のミスなのか、何も考えずにしたミスなのかを、すぐに見分けるなどは至難の業です。
「何考えてるんや」「アホか」とか、すぐに頭ごなしに言ってしまうことだけはじっと我慢していくことから始めるだけかな