岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

キック処理

2010年10月19日 | ビデオ連続画像
相手のキックの場面です。

なお、この場面、両チームともバックスが一人ずつポイントに巻き込まれた状況です。

相手のスタンドオフの位置にいる選手が、かなりポイントから遠い位置にいます。


その選手の対面は犬Kですが、この画像は斜めからでわかりにくいですが、少し、内側に寄りすぎかなという気がします。
スタンドオフの位置の選手は、どちらかというと対面の外側に立ち相手にプレッシャーをかける必要があります。


相手のスタンドオフの位置の選手が、さらに外に開きながらパスをもらっていますが、やはり犬Kが内側から追い気味のように見えます。
※相手のハーフも上手に長いパスをなげています。


ここで、犬Kの外側にはY吹がいます。
相手は、Y吹の対面と、その外にウイング、フルバックがいます。
味方のウイングは、相手のスタンドオフの選手が球をもっており、中間付近にいる状況です。

こういう場面での、Y吹の判断は非常に難しいと思います。
通常なら、対面に向けてプレッシャーをかけていくと思いますが、犬Kが少し遅れ気味(抜かれるかも)に見えたと思います。
最後は、相手のスタンドに向かい外側からディフェンスするという判断をしています。

ここで、相手のスタンドが外側にパスしていたらどうなっていたかという仮定の話が出てきます。
まず、基本は犬K、Y吹それぞれが対面をきっちり抑え、相手がパスしたらプッシュしていくということだと思います。


相手のスタンドがキックしました。
岡山のディフェンスは、フルバック2年生Y田が結構いい位置にいました。
ポジショニング等、随分よくなってきたと思います。


この画像からブラインドウイングが写ってきます。
ブラインドウイングは、フルバックの動きと連動しなければいけませんが、相手のスタンドのオープンに向う動きに対して、岡山のフルバックがウイング方向に動いています。また、相手のスタンドの動きから、自分(ブラインドウイング)の方向へのキックはまず無いともう少し早めに判断できると思います。
今回の画像では、ブラインドウイングの動きが遅れていると思います。


以下キック処理ですが、この場面では岡山の選手の戻りもよく、結果的にボールを獲得し、次のアタックにつなげています。
キックはある意味では、相手がわざわざボールを手離して、自分たちにくれているようなものです。
キッチリ確保し、落ち着いて自分たちの攻撃につなげていけば、「ありがとう」と相手にお礼を言うことができます。