岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ディフェンス3

2010年10月07日 | ビデオ連続画像
今回は、相手チームのディフェンスです。


相手チームのラインアウトでしたが、岡山がボールを確保しました。
岡山のラインはまだディフェンスライン、相手はアタックラインの状況です。



ハーフからスタンドオフへのパスです。この画像では、相手のプレシャーは感じられません。



スタンドからセンターへパスしようとしています。
ここで注目は、岡山と相手の、ファワード、ハーフ、ブラインドウイングの状況です。
相手のフォワード2人、ハーフ、ブラインドウイング4人が、明らかに岡山の選手より早く、内側から網で囲むように走っています。特に、ブラインドウイングの反応の早さは見事です。
一方、岡山の選手は明らかにスタートが遅れています。
相手チームは決して、コンタクトが激しいといったチームではありませんが、このあたりのピンチやチャンスへの反応の早さが、強さのポイントとも言えます。
反応が早ければ、相手に思いっきり当たられることもありませんし、人数が多くなり、ターンオーバーもしやすくなります。


岡山は第2センターが内側にデコイで走り、第1センターが外にアタックしています。
このあたり、ダミーを使いながら、広いスペースを攻めるということで、悪いねらいではありません。



相手チームは内からキッチリおってきて、第1センターにタックルしています。
一方、岡山は、ウイングの上がりが遅れています。
声だけでなく、顔を出せ。(顔が見える位置まで上がれ)



第1センターがつかまりながらも、前に進みましたが、ここで注目してほしいのは、相手の戻り方です。
意識的か無意識かわかりませんが、バックス、フォワード関係なく自然にディフェンスラインをポイント(モール、ラック)の左右につくるような走り方です。


相手は、岡山の方を向くだけで、自然にバックスラインができます。



ポイントができたら、その外側にも走るという意識が徹底しているようです。



相手のディフェンスラインがキッチリできています。
このような場合に、相手を崩すためには、アタック側は、まずは縦突破です。
この状態でバックスに回しても、相手のディフェンスが当然一気に出てきます。


アタック側のポイント近くにいる選手は、ハーフの真横でトップスピードでボールをもらうくらいの勢いがないと、この状態でゲインはきれません。



パスミス気味ではありましたが、ボールが後ろに転がりました。


やはり相手の出足はよく、相当に後ろで捕まっています。