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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「へぎ蕎麦」のこと

2019-01-27 | 日記・エッセイ・コラム

 遡ること…25年くらい前

 当時、私は「渋谷駅」の一つ手前の駅

 目黒区「池尻大橋」が勤務先で田園都市線鷺沼から

 猛烈な満員通勤電車での日々でした。

 夜、仲間との「酒場放浪記」を大いに楽しみ終電に間に合わず

 高いタクシー代を払うことも 度々・・・・

 締めに通った店が渋谷駅東口にある「須坂屋」

 越後の「へぎそば」の店なんです。

 

  「へぎそば」って、ご存知?

 へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて食されることからこの名がついた。

 へぎは(剥ぎ)を語源とし、剥ぎ板で作った四角い板のことなんです。

 この器に冷やしたそばを、1口くらいに丸めて盛り付ける。

 手繰りといいます。

 

  「そば」は、通常のそばではなくて、(ふのり)をつなぎに使った

 コシの強いそばでないと写真のようにうまく手繰りにできないと言われて

 います。

 

 「布海苔」 2~4月にかけてが採取期で、寒いときのものほど風味がよい。  

   

  須坂屋さんのそばは 新潟県小千谷市の「へきそば」で

  とてものど越しがよく、そば自体の香りはそんなに強くないものの、

  とても上質感がある。 つゆは醤油の味も強くちょっと硬い感じです。

  やっぱり東京の人の味覚に合わせているのかも?

   現在でも やっているのかなぁ~

  三軒茶屋店も何度か行ったことがありますが

 

  そんな想いでのある「へぎそば」に久しぶりにご対面…

  このところ 偶然にも 新潟グルメが続く~「塩引鮭」と。

 

  町内の電気店のイベントで ラッキーくじの景品で当選!

  「へぎそば」だったのです。

  

 

   早速頂きました…(1月26日 夕食)

 

  白ネギを刻んで これをたっぷり汁につけて~

    汁は 少し濃い目に作りました。

  

  これで 茹で上げたそばを 水にさらして

  我が家では備前の器に載せて さっそく勢いよく 口に… 

  あああ~

  急いで食べてしまい ~ 写真撮るのを忘れてしまいました。

 

  お店ではこんな具合に出てきます。

  盛り付けたところは (お店の写真を借用させてもらいました)

     

 

  冷たい「そば」はのど越し最高です。

  わさびをたっぷり効かせて 一気に運ぶ。

  さらに 冷酒を追いかけて喉に流し込む・・・・たまらないねぇ~。

  冷たいのど越しから 次に きりっと身体が温もってくるこの感じ。

  昨夕は、天気予報の通り、珍しく「小雪」がちらついて

  まさに越後の風情? 

  「酒は 静かに飲むべし」

  なかなかのもんです。

  そうそう 肴も追加で 「塩引鮭」 一切れ 焼くことに。

  今宵は 越後三昧(ざんまい) ?

  いや、これで おしまい…

  

  

  

 

  

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。