黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

花も実もあるバスハイク

2017-10-28 | 日記・エッセイ・コラム

数日前(25日)地域の「老友会」の秋の日帰りバス研修へ。

 福岡県の「ふくおか応援割」により、お一人様

2000円助成の恩恵?で災害のあった朝倉地区に。

 少しでも現地を訪ねることでお役立ちに…

 お土産買って、食事して…少しばかりの財布の紐を解いて。

秋月散策と柿狩り、三連水車、キリンビール敷地のコスモス畑

「花も実もあるコース」を快晴の中、平均年齢70歳オーバーが

賑やかな1日を走ってきました。

 とにかく上天気 空は抜けきって…汗ばむほど。

まずは「秋月城址へ」

紅葉にはまだまだ~人影もまばら、春の桜の名所杉の馬場も枯葉が続く。

片側に並ぶお店も閉まったところも見受けられ

いささか寂しさを禁じ得ない。

 彩のない秋月は やっぱり何か物足らない。

 「長屋門」

  ほら、こんな静かなたたずまいに…まるで秋を感じさせません。

  石の階段に陽が射し、緑の苔も白く反射する、クールな感じ。

 期待の「黒門」の秋の姿を想像していましたが…残念!

  本当は これほどの景色を と 思っていましたのに

 

 じゃぁ~景色が駄目なら…「食」といこうか。

並木道の一軒の「くずもち」の店へ

  古材のテーブルの花瓶に「やまぶき」の花が

腰かけてガラス窓越しに庭が

 落ち着きます。

 さて、ご当地の「くず」を。

今日は「くずもち」と「葛湯生姜入り」と欲張って注文です。

美味しい!

 葛の抜けるような白 黄な粉 黒蜜の調和が 味を引き立てます。

 

 そもそもこの地の「葛」は秋月藩を救ったとのこと…

 幕府から難題を突き付けられた…それは京の中宮御所、仙洞御所の修復だった。

 財政逼迫の藩にとっては 本藩黒田藩からの借金返済に窮してるこの時期

 ・・・・

 その財政立て直しに一役買ったのが こ「葛」だった。

でも、葛造りは 大変な作業のようです。

「寒根蔓」を寒気の中 冷たい水に晒せば晒すほど白く いい葛に。と。

「いいもの」を作るには どれも 手間と時間が必要なんですね。

 ご馳走様でした。

 

 昼食の後は「柿狩り」に。

 被害のあった地区では 今年の収穫は大変だったようで

これからの皆さんのご苦労を思うと、まさに噛みしめていただきます。

  お店から試食用に並べられた柿3種類

 まぁ、皆さん食べる、食べる…

 この「幸福」が一番甘い。

 これは しゃきしゃき感あるけれど~ など など

 いっぱしの批評家ぶり・・

 それで 買ったの?

 はい、皆さん 復興を願って沢山 買っていました。

 

 「実」の後は…「花」を。

 テレビでここのコスモスの情報が出ていたので 急遽コースに。

 キリンビールさんの コスモス園に 向いました。

 天気はいいし、花は満開、人でも大勢。

 先日の大雨にもめげず、横倒しの枝も すっかり元気になって 迎えてくれました。

 

 そして最後に 三連水車を。

現場に行くと… 

道の駅のすぐ近くまで土砂がうずたかく残っており、流木もそのままの姿で。

痛々しい光景です!

以前大勢の観光客が眺めていた3連水車は その位置にありました。

7月の災害の後、約80日ぶりに動き出し

今年も周辺の田に水を送ることができたと…

 まだ一部の修復も残っており 来年には

こんな姿を早く取り戻してほしいと 願いながら…バスは帰路を急ぎ

 バスハイクは楽しく終わりを。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。