黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

しっちょうかん苅田「苅田物語」

2011-11-24 | 日記・エッセイ・コラム

 地域プロジェクト仕上げの苅田物語

我々A班造成「お石灰ツアー」 おかげさまで完売!

本日の出発の朝を迎えました。

集合は役場前広場、皆さん時間までに揃いました。

スタッフ全員、出発前の点呼・・・チーフ堀さんより注意事項を。

また、参加者の皆さんには本日の行程の説明をし乗車。

Dscn3691

スタッフは粋な制服? 

Dscn3692

背中に「staff」の英文字

先ず最初は「三菱マテリアル」の工場見学

広い構内をバスで走ります。 敷地面積・・なんと90万㎡

どれくらいの広さかって・・・福岡ドーム 何十個にも。

ゲストルームで会社側から丁寧な説明を受け、その後工場内

バス&徒歩での見学・・・凄いですよ、普段、滅多に見られない

場所を次々と・・・・。

Dscn3698

高さ90m以上の巨大な「プレヒーターとキルン」今日は特別に

この塔屋にエレベーターで上がり、苅田の町をみることが。

晴天の為、遠く、由布岳まで・・・・。

 工場には人影は? そうです、無人に近く、

コンピューターの世界ですね。

 ここが「中央操作室」 すべての工場の動きが画面に。

Dscn3700

 

夜には工場内

 交代で管理を

 十数名で事足りる?

また、工場では、焼成炉の排ガス中の熱を利用した発電

(廃熱発電)で工場内100%を自家発電でまかない、

なおかつ、余剰電力は売電しているとのこと。

環境や、リサイクルの有効活用にも積極的に取り組んでいる。

これは 廃タイヤ・・・・どこまでも続く廃タイヤの山でした。

Dscn3697

お昼は、今回 苅田k-1  グランプリにも出品したご当地

「石灰岩カレー」を振舞いました。

Dscn3539

 石灰石をイメージして

 「白いルウ」

 ご飯をウコンで色付け

サラダ、デザート、コーヒーも。

 婦人会の皆さん試行錯誤の逸品で~す。

 ご馳走様でした・・・美味しかったで~す。

さぁ、次は いよいよ セメントの原材料「石灰岩」の採掘現場へ。

ここ宇部興産石灰採掘現場には、職員だって、なかなか入ることが

できません。 今回の「目玉」です。

そこはまるで、地球が生まれたばかりの処? 

Dscn3707

山肌は削られ、断層がむき出しに・・・石灰岩の「白」と

合間に黒い異質の岩の断層が不気味な姿を。

太陽が石灰岩に当たると強烈は反射光・・・

目が眩い、いや、目が潰れるかも? その白さは想像以上でした。

また、凄いのが・・・作業中のダンプカーだった。

Dscn3721

唸り上げて・・・石灰岩を運んでいく。

なんと! 40トン以上・・タイヤは人の丈よりも高いのだ。

ハンドマイク片手に会社の方の説明

 映画のロケ? を思わせる・・・雄大なパノラマの元で。

Dscn3712

Dscn3714

辺りは 白の世界です

雪ではありません

 石灰の粉? 

 超微粒子ですよ。

 これが、石鹸や、化粧品、薬の材料にも・・・不思議ですね。

展望台からは 苅田の町が一望に・・・・・

Dscn3722_2

 九電、三菱マテリアル、宇部興産、日立化成、日産九州工場

神島、行橋の箕島・・・遠くは・・・大分、豊後富士の「由布岳」さえも。

 いや~、こんな雄大な景色が 皆さん、圧倒されて大感激の大感動

最後に、この採掘された「石灰岩」を運ぶ、ベルトコンベアーの傍まで。

延長何キロ? 忘れてしまいました・・・・・とにかく 延々で~す。Dscn3728

意外と細かく砕かれていました。

Dscn3724

この採掘場・・・あと何年?  100年以上は大丈夫との事。

 それにしても、「石灰岩」  山で採掘され、工場に運ばれ

 セメントに生まれ変わり、安全で快適な暮らしを支える

 大きな、大きな「サポーター」であることが理解できました。

  一つの「石」  石灰岩が こんなに光り輝いていたとは。  

Dscn3718

 「観光」とは、国の光を観る。 とあります。

 将に、今日のツアーはそんなアカデミックなツアーであったと。

 スタッフ一同、自画自賛・・・・お疲れ様でした。

 *役場関係者、ご指導いただいた「JTB com 九州地域活性化室」

  の皆さんに御礼を。

 


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。