地域プロジェクト仕上げの苅田物語
我々A班造成「お石灰ツアー」 おかげさまで完売!
本日の出発の朝を迎えました。
集合は役場前広場、皆さん時間までに揃いました。
スタッフ全員、出発前の点呼・・・チーフ堀さんより注意事項を。
また、参加者の皆さんには本日の行程の説明をし乗車。
スタッフは粋な制服?
背中に「staff」の英文字
先ず最初は「三菱マテリアル」の工場見学
広い構内をバスで走ります。 敷地面積・・なんと90万㎡
どれくらいの広さかって・・・福岡ドーム 何十個にも。
ゲストルームで会社側から丁寧な説明を受け、その後工場内
バス&徒歩での見学・・・凄いですよ、普段、滅多に見られない
場所を次々と・・・・。
高さ90m以上の巨大な「プレヒーターとキルン」今日は特別に
この塔屋にエレベーターで上がり、苅田の町をみることが。
晴天の為、遠く、由布岳まで・・・・。
工場には人影は? そうです、無人に近く、
コンピューターの世界ですね。
ここが「中央操作室」 すべての工場の動きが画面に。
交代で管理を
十数名で事足りる?
また、工場では、焼成炉の排ガス中の熱を利用した発電
(廃熱発電)で工場内100%を自家発電でまかない、
なおかつ、余剰電力は売電しているとのこと。
環境や、リサイクルの有効活用にも積極的に取り組んでいる。
これは 廃タイヤ・・・・どこまでも続く廃タイヤの山でした。
お昼は、今回 苅田k-1 グランプリにも出品したご当地
「石灰岩カレー」を振舞いました。
石灰石をイメージして
「白いルウ」
ご飯をウコンで色付け
サラダ、デザート、コーヒーも。
婦人会の皆さん試行錯誤の逸品で~す。
ご馳走様でした・・・美味しかったで~す。
さぁ、次は いよいよ セメントの原材料「石灰岩」の採掘現場へ。
ここ宇部興産石灰採掘現場には、職員だって、なかなか入ることが
できません。 今回の「目玉」です。
そこはまるで、地球が生まれたばかりの処?
山肌は削られ、断層がむき出しに・・・石灰岩の「白」と
合間に黒い異質の岩の断層が不気味な姿を。
太陽が石灰岩に当たると強烈は反射光・・・
目が眩い、いや、目が潰れるかも? その白さは想像以上でした。
また、凄いのが・・・作業中のダンプカーだった。
唸り上げて・・・石灰岩を運んでいく。
なんと! 40トン以上・・タイヤは人の丈よりも高いのだ。
ハンドマイク片手に会社の方の説明
映画のロケ? を思わせる・・・雄大なパノラマの元で。
辺りは 白の世界です
雪ではありません
石灰の粉?
超微粒子ですよ。
これが、石鹸や、化粧品、薬の材料にも・・・不思議ですね。
展望台からは 苅田の町が一望に・・・・・
九電、三菱マテリアル、宇部興産、日立化成、日産九州工場
神島、行橋の箕島・・・遠くは・・・大分、豊後富士の「由布岳」さえも。
いや~、こんな雄大な景色が 皆さん、圧倒されて大感激の大感動
最後に、この採掘された「石灰岩」を運ぶ、ベルトコンベアーの傍まで。
延長何キロ? 忘れてしまいました・・・・・とにかく 延々で~す。
意外と細かく砕かれていました。
この採掘場・・・あと何年? 100年以上は大丈夫との事。
それにしても、「石灰岩」 山で採掘され、工場に運ばれ
セメントに生まれ変わり、安全で快適な暮らしを支える
大きな、大きな「サポーター」であることが理解できました。
一つの「石」 石灰岩が こんなに光り輝いていたとは。
「観光」とは、国の光を観る。 とあります。
将に、今日のツアーはそんなアカデミックなツアーであったと。
スタッフ一同、自画自賛・・・・お疲れ様でした。
*役場関係者、ご指導いただいた「JTB com 九州地域活性化室」
の皆さんに御礼を。