オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ハンバーグ

2016-08-05 | Weblog

8/5(金) 週末、金曜日となった。昨晩の渋谷の街は、驚くほど静穏であった。何時もなら波が絶えないセンター街も、客引きの姿も、行き交う外国人らしき姿も疎らで ― これが渋谷・センター街か?― と思った程。尤も時間は22時を過ぎてはいたが・・・・。

                            

十九時前から始まった某社広報室と当社の担当チームとの懇談は、予想以上にリラックスした雰囲気に終始。室長の人柄と課長さんの突っ込みが絶妙に絡み合い、業者である我等を和ませてくれた。三時間ほどの懇談が、あっという間に過ぎたのであった。

                         

                          総勢九名でしたが・・・

散会後書店に立ち寄り文庫本を探した。日曜日に読んだ「侠飯」のつづきを買おうと思ったのだ。月曜日にその本をYOSHIOに渡した。すると、すぐに読了して続編を頼まれてしまったのだ。半蔵門線につづくビルの地下にブックファーストがあり、そこにあった。「オトコメシ2と3」〆て1447円也。安さと軽さで買った本だったのに、売れ行きがいいようで二匹目と三匹目の泥鰌は値段が上がったようだ。

帰宅は23時前、シャワーを浴びて蒲団に横たわった。エアコンを早めに切り、窓を少し開けて寝た。明け方に気が付くとスタンドを点けたまま、枕元には本が転がっていた。眠り足りない気分だった。ウトウトとしているうちに七時前になっていた。

今朝の弁当は「炒飯」。前日のご飯が電気釜に残っていた。量は茶碗二杯分ぐらいか。それで炒飯となったが、もう一つきっかけがある。それが「侠飯」なのだ。

物語は、 ―卒業をまじかにしながら就職が決まらない学生の部屋に、893の男二人が転がりこむ。兄貴分の柳刃と云う男が滅法な料理好きで、有り合わせの食材で滅法美味い飯を作る・・・・― 飯作りと無気力な学生の日常と悩み、こんな展開の文庫本だが、その中にで炒飯」が出てくるのだ。鮭入りの炒飯が。

私が日頃作る炒飯と云えば、焼き豚・ソーセージ・ハムなどが中心。偶に小エビやタラコもあるが、鮭は使わないのだ。この文庫本の記憶があったので、今朝は「鮭の炒飯」となった。鮭を焼き、タマネギ・ピーマンを刻むのは何時もどおり。焼いた鮭をほぐして、具にする。たったそれだけのことだが・・・。

他の菜は、「ハンバーグ」と「茄子味噌炒め」、空芯菜炒めとなった。空芯菜炒めは、台湾のゴルフ場でプレー後にビールを飲みながら摘んだ。その味が忘れられない。ニンニクが効いた塩味でシャッキと仕上がっていた。単純な料理ながら旨かった、ゴルフプレーのことは全く覚えてないのに。プレーは、「林口」か「新淡水」のはずだ。

                          

話が逸れてしまったが、空芯菜炒めは台湾で喰ったようにはできなかった。素材・火力・腕の三拍子揃っての格落ちだもんネ。それでも家人の弁当に入れた(後でニンニク使い過ぎと叱られるだろうが)。

今日の弁当は一人分なのだ。長女は夜勤明けだとか?よく分からんが不要であった。鮭炒飯はまずまずの味、ハンバーグは相変わらず美味い、茄子味噌炒めの味はいうまでもない・・・・。

                        

  

 今夕、新宿のホテルで五月下旬に癌のために六十歳で急逝した、大塚恒彦氏を偲ぶ会が開かれる。彼とは、広報部や代理店稼業の中で交流があった。また、彼が出版関係の仕事に就いていた時には、或るレギュラー案件を受注したが、彼の配慮も働いたであろう。

思い出したが、当社のFUJIKURA君は大塚さんからの紹介だった。或る案件をうちが受注した際に、その仕事と一緒にやってきた。FUJIKURAは、大塚さんが亡くなったことを知らないだろう。

交流のあった方々が集い、彼を偲ぶ。偲び酒か・・・・。

 

 

 

 

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