オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

生姜焼き

2011-02-02 | Weblog

2/2(水) 先週土曜日から日曜日は佐賀市へと出掛けた。目的は、我々が参画するNPO活動「地球市民の会」と表裏一体にある「古賀英語・空手道場」の創立30周年の記念シンポジュウム&祝賀会への出席。

そして帰路、故郷の高知に立ち寄った。病気の母を見舞い、今後の生活についてどうすべきか、考えを伝える為であった。昨夕、高知から戻った。そんな次第で土曜日から昨日までは弁当もお休み、従ってblogもお休みとなった。

今朝は、五日ぶりに弁当を作る。トンカツにするか迷った末、手早い生姜焼きとなった。それに、シメジ・ピーマン・人参のオリーブ油炒め、定番の卵焼きである。私とK君には土佐ウルメ干しを一本追加した。 

生姜焼きの豚肉は「佐賀産の酵素豚」である。臭みが無く、脂身があっさりとしている上質の豚肉で、知人のSさんの手配により毎月届く代物。醤油2:酒1の割合に生姜とリンゴをすりおろして15分ほど漬けて焼いた。

今日も三人分の弁当である。

 

 「佐賀にて」

「古賀英語道場・空手道場」は、地球市民の会:前会長の故古賀武夫さんが30年前に始めた。古賀さんは、佐賀の出身で東京外大フランス語科を卒業。学生時代に空手を始め、フランス留学時代は、その空手が留学生活を助けたと云われる。

佐賀に戻り、高校の英語教師となるが、生きた英語を学ぶことを痛切、職を辞してカナダに留学すると云う経歴を持つ。文武両道に秀で、ウィットに富んだ(と云うよりは駄洒落大好きな)才人であった。その古賀さんが、佐賀に帰り「佐賀日仏会」を作り国際交流を始めたのが、認定NPO法人となった「地球市民の会」の始まりである。

古賀さんが、志し半ばにて病に倒れ逝ったのが三年前、早咲きの桜の頃。来月「武桜忌」を迎えることとなる。

古賀さん亡き後、道場で育った若者が意思を継ぎ、今回30周年の節目を迎えることとなった。これまでに巣立って行った道場生は、2000名なると云われる。

記念シンポジュウム「グローバル人材の育成」では、その中から3人の若者が道場で育った意義や思い出を語った。基調講演では、佐賀県古川知事が佐賀の国際人育成や国際交流について講演。更に各界で活躍する著名人・OBのパネルディスカッションと大いに盛り上がった。

                    

                   古川知事            道場OB

夕刻、会場を移して記念祝賀会が盛況に催された。道場生の英語劇、空手の型の披露からチビッコ達の「よさこい踊り」と賑やかであった。ここで、佐賀酵素豚肉を送って頂いているSさんや旧知のメンバーとも歓談。二次会には二十数名も流れ、小さな店内では若者はスタンディングとなった。

飲みながら私が呟いたのは「古賀さんは、キリストや仏陀のようになるかもしれないね・・・、何十年後、数百年後かもしれんが」であった。さしずめ「地球共生教」か・・・。

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