徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

芸術の秋―モントリオール交響楽団演奏会―

2014-10-15 05:30:00 | 日々彷徨


 深まりゆく秋・・・。
 芸術の秋である。
 音楽も素晴らしい芸術だ。

 ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団のコンサートを楽しんだ。
 よこすか芸術劇場は、ずいぶんと久しぶりの気がする。
 ファン・ダリエンソタンゴに酔いしれた、あの時以来ではなかろうか。
 だとすれば、もう10年以上は前のことになる。

 この日の演目はオール・ラヴェルで、ダフニスとクロエ」交響的断章、「マ・メール・ロワ」組曲(美女と野獣の対話など)ラ・ヴァルス」それから、もう馴染み深い「ボレロ」と、アンコールを入れて2時間20分の公演だった。
 初めての曲もあって、思わず聴きほれた。

 さすがにオーケストラを聴く醍醐味は、生演奏に限る!
 この楽団は今年創設80周年で、「フランス以上にフランス的」と称賛されるオーケストラだ。
 その色彩とリズムにあふれたダイナミック・サウンドは、華麗で優美、研ぎ澄まされたシャープな演奏は、心に響いていつまでも余韻が残った。
舞台狭しと100人近い団員で構成されるオーケストラは壮観で、そのサウンドとなれば素晴しいのひとことに尽きる。

 本当にたまたま、S席13000円のチケットを幸運にも無償で手にすることが出来て、この上ない至福の時を過ごした秋の日でした。
 いやあ、ときにはクラシック音楽にどっぷりなんていうのも、悪くない。
 まことに結構なお味で・・・。


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2 コメント

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まことに (茶柱)
2014-10-16 23:37:46
結構ですねー。ラヴェルですか。
私なんかボレロしか存じませんが。

音楽の秋,ご堪能下さい。
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ラヴェルも・・・ (Julien)
2014-10-18 19:53:06
結構、沢山曲を作っているんですね。私も知りませんでした。
しかし、クラシック音楽は、様々なジャンルの音楽の原点ですものね。
原点に還る。
そんなことも、大事です。
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