徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

映画「SEX AND THE CITY 2」―女性たちのそれぞれの夏― 

2010-06-05 09:00:00 | 映画
マイケル・パトリック・キング監督アメリカ映画だ。
それぞれのハーッピーエンドを手に入れたはずの女たちの、あれから2年後の人生を描く。
彼女たちの人生に、今度は何が起きるのか。
浮気か。
家庭崩壊か。
まさかの結婚か。

この物語の設定は、前作からおよそ2年後である。
4人の女たちは、実生活では誰もが悩みを抱えていた。
あれほどドラマスティックに結ばれたはずの、キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とミスタービック(クリス・ノース)の結婚生活には暗雲がたちこめる。
ミランダ(シンシア・ニクソン)と、シャーロット(クリスティン・デイビス)のファミリーにトラブルが発生する。
そして、サマンサ(キム・キャトラル)の独身生活には、予想だにしなかった驚愕の危機が襲いかかる・・・。

そこには、葛藤を抱える現代女性たちの姿がある。
そんな中、元カレの出演する映画のプロデューサーから、アラブの中心地アブダビへの超ゴージャスな旅に招待されたサマンサは、3人を誘って女だけの逃避行を企てる。
4人の女たちは、経済、文化、ファッション、すべてにおいてアラブ首長国連邦の中心であるアブダビの街で、おもいっきり羽を伸ばし、身も心も癒されていく。
そこでキャリーを待っていたのは、何ともうひとりの運命の男エイダン(ジョン・コーベットとの再会だった。
(これも、何だか無理に作り上げた偶然みたいで、少し馬鹿馬鹿しい話なのだが・・・)

華やかに見えるセレブライフを送っていても、4人の前に立ちふさがるのは、世の女性なら誰でも解る女としての悩みと苦しみ、心をぶつけ合う4人の本音のトークに、激しく共感するうちに、スクリーンの前にいる観客(女性)は、いつのまにか5人目の仲間になってしまっているという具合だ。

ここぞとばかりの、エキゾティックなファッションのオンパレード、駱駝に乗ってのドライブと、砂漠のど真ん中で思いっきり楽しむ姿が、何だかよく似合っているから不思議だ。
華やかである。
でも、彼女たちの長いおしゃべりには飽き飽きさせられるし、旅先でのハプニングの連続に面白おかしい場面もあるが、どうも冗漫で閉口気味だ。
削った方がよいのではと思われるカットも数々ありで、べた褒めはできない。

女たち4人のドタバタ道中を描いて、アメリカ映画「SEX AND THE CITY 2は、確かに彼女たちの‘ママ談義’を繰り広げるさまには切実さもあるし、4人の現実逃避は、いつしか現実を見つめなおす時間へと変わっていくのかもしれない。
主演女優4人が来日を果たし、ゴージャスな衣裳で登場したジャパン・プレミアムも大盛況だったし、興奮さめやらぬ女性も多い(?)のではないだろうか。