足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

残り4日間の戦略

2004-12-25 22:43:03 | 株式
ことしも余すところ4日間となった。日米とも2年の連続高になる。
来年の相場がどうなる?投資家の共通の関心事であるが、あわてることはない。年内にまだチャンスが残っている。
私の目先の関心事は、先週公開された銘柄である。ウェルネット(2428・JQ)は代金の回収のアウトソーシング。
たとえば航空券の予約、代金の支払い、そして搭乗などを携帯電話の利用で済ませる。
フィデック(8423・マ)は販売代金の回収の代行。支払い期限前に納入業者に立替え払いをする。債権を割り引いて支払う。
手形割り引きと異なるのは債権回収の業務を肩代わりする。
金曜日に公開されたケイブ(3760・HC)は携帯電話のコンテンツ提供企業。このところの新興市場では、もっとも人気のある業種である。「着うた」はNYの有名なジャズ・クラブと特約したり、「待ち受け画面」はMOMA(NYの近代美術館)のコレクションを提供する。マニア向けのコンテンツであるが、ユニークな存在だ。
この3銘柄は残された4日間のトレーデング対象として注目したい。新年にも人気は引き継がれるだろう。1月はIPO(新規公開)がゼロで、需給関係からしても妙味がある。