足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

昨夜、任天堂が新ゲーム「ニンテンドスイッチ」を公開

2016-10-21 05:59:14 | 投資戦略
NY株は小動き、ヨーロッパ株は上昇した。
ユーロ中央銀行の会合で金融政策は据え置かれたが、ドラギ総裁の記者会見では12月の会合で現在の債券買上げ政策の延長策が議論されるという観測が出て、株価は堅調。

任天堂(7974)が日本時間の昨夜11時に3月に発売する据置型ゲーム機器の概要をビデオで世界に放映した。ゲーム機の名前を「ニンテンドースイッチ」とした。3分間の新製品の紹介だが、初めての製品を具体的に映像で明かにした。
従来の据置型と基本的に異なるのはコントラーにはDSのような機器がセットされており、それを外して携帯型ゲームとしても使用できる。1台の機器が2役を果たすというのが、これまでの据置型とは基本的に異なる。価格は公表されていないが、WiiUの3万2900円が一つのメドだ。
装置には2台の携帯型機器が装備されているといる全く新しいアイディアの製品である。
画像の主要部品はNビデアが全面協力して開発した。発売は来年3月で据置型ゲームの世界に新風を起こすことは確実である。すでに同社の看板ソフトの「ゼルダの伝説」「マリオ」「スプラトゥーン」が用意されている。2012年のWiiU以来の新製品で、同社が4年間にわたって失地回復に全力を上げて開発に精力をいれてきた。亡くなった岩田前社長が残した任天堂らしい新商品だ。
この製品にキーポイントとのひとつは、通信機能を駆使して相手とゲームを競うことができることだ。
すでにカプコン、スクウェア・エニックス、コーエーテクモ、コナミ、セガ、アクティビジョン、EAが新ソフトを開発中である。いよいよ新しいゲーム・サイクルの幕開けである。
任天堂には年末のアップル(AAPL)とのスマホ向けゲーム、米コムキャスト(CMCSA)とのユニバーサル・ジャパンと協業という大きなイベントが控えており、今後の任天堂の成長路線の幅が大きく広がる時期を迎える。
任天堂の株価にも新サイクルが明らかになってきた。




コメントを投稿