足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株の微調整は当然・・・日本の隠れた成長株

2017-06-28 07:06:15 | 投資戦略
NY株は久しぶりの下落、過去6日間のうち5日間の下落になった。
これまで相場の基調を支えてきたナスダック指数が100ポイントの下落になった。
これといった材料が出たわけでなく、比較的に下方硬直性の高かったハイテク、バイオの人気に陰りが出てきた。当然の動きである。

下落をけん引したのはハイテク株でアルファベット(グーグルの親株)が売られた。現在の米国の象徴的な銘柄である。ほかにナスダック市場を支えてきた バイオ、医薬品大幅安。ただ、トランプ相場の代表格の金融株は堅調。
これらの動きをみるかぎり下値硬直性の強かった相場に、相場のもつ上下変動の本来のリズムが蘇ってきた感じである。
トランプ相場の行き詰まりとみるには早い。

東京市場もNY株の動きに左右されるだろう。

外食企業のハイデ日高(7611)が好調。昨日、第1四半期(3~5月)の決算を発表したが、税引き利益が22%増と6年連続で最高益になった。外食企業が取り組み始めたアルコール類が好調のほか、一貫したぶれない低価格路線が定着し、常連顧客を引き付ける。
「中華そば」が主体で成長してきたが、営業政策は同業各社とは一線を画し、主力のラーメンでも人気をひきつけるために絶えず工夫して競争に立ち向かう経営姿勢にはかねて引き付けられてきた。
トリトンスクエア通信では外食産業の成長株として注目してきたが、これからも成長路線は衰えない。営業は首都圏に絞った政策だが、ラーメン店運営での成長株とみてきた。これから成長できる地域は広い。
ぜひポートフォリオに入れたい消費関連株である。


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