足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットの日本株投資

2022-11-30 16:49:08 | 投資戦略
毎朝、PCの画面と対面してNY株の情報を読むのが、私の、その日の仕事のはじまり。
ウォール街で1970年代に資産運用の研修を受けたのが、株式を中心とした資金運用の実践の入門の糸口になった。米国の大手証券会社に研修生と称して受け入れもらい、米証券会社の現場に1年間のお世話になったが、当時は日本の証券の大手4社が数人の人員を置いて拠点の活動を始めた時代であった。
研修を終えて帰国したときに「米国はどうだった?」と問いかけられたとき、まず「よくあんな大国と戦争をしたものだ」というのが私の口から出る打一発。
その後は海外との付き合いが本職になったが、いまでも朝一番、PCの前で前日のウォール街の情報収集に注力する。
いままでウォール街の情報にしがみついて、株式投資の知識を身につけ、当時の日本経済が、ここまで米国に追いつくとは考えてもいなかっただけに、日本経済成長の土台になった知識・情報の開示についてもウォール街はおおらかであった。
 個人の体験として、米国滞在中に親しくなった企業や友人たちの様々な分野での援助が、成長のための源になった。
 いま投資の知識と足元の情報の入手には、なによりもウォーレン・バフェットの投資行動の収集に力をいれる。彼の投資行動を手に入れるのは,そう簡単なことではない。それでもメデイアを通じて伝えられる情報ルートを模索してきた。
 バフェットは20世紀が生んだ投資の神様である。神様だけに簡単に投資の巻物を開示するわけではない。バフェットが日本の株式に手を出すのに首を長くして待ってきたが、いずれも期待は裏切られた。
 しかし、ごく最近は日本株観に変化が出始めたと感じている。自分の感じだけで終わるのでなく、彼が動くのに大きな期待をもっている。