金曜日のNY株は前日の下落から反騰した。
S&P500+1.4%、ダウ平均+1.3%、ナスダック+1.3%。ただ週間ではマイナス。
これまでは続伸を続けてきたが、今週は5週間ぶりにマイナス。相場の勢いは一本調子で走ってきたが、投資家の間でも「相場の一服は当然」という落ち着いた見方をする向きも多い。
一方、失業率は年率3.7%と高水準である。時間当たり賃金は前月比で+0.4%と上昇トレンドにはいった。
連銀パウエル議長は好調な株価の上昇をみてインフレの再燃に懸念を持ち、足元の動きに警戒観を口にする。目先の投資は微調整をみてから、新しく出動したい。
足元では第3四半期の企業業績の発表がピークにはいり、いずれも好決算の発表が目立つ。相場はどこかで微調整にはいることが望ましい。