足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

コロナ問題が米大統領選に影響

2020-09-22 13:57:01 | 投資戦略

コロナナウイルスの拡大懸念に敏感なヨーロッパでは先行して対策を打ち出している。

ロンドン市長サディク・カーンが先頭に立って市民に呼びかけ、ウイルスの拡散封し対策に乗り出した。ロンドン名物のパブに営業の繰上げ閉店を提案した。加えてウイルス感染の激しい場所パブには営業の停止を提案した。続いてスペインでも同じような対策の発動がはじまり、感染が目立つ地区を指定し営業を一時停止するよう政府が呼びかけている。 

パブはわれわれ日本人には想像もつかない、ロンドン市民の憩いの場である。

両国とも市民は憩いの場として古くから利用してきたが、日常生活の代表的な憩いの場であるだけに、営業停止はわれわれには想像できないショッキングな対策である。コロナウイルス19の感染は、国民の日常生活の先行き大きな被害を与えるという懸念が日増しに高まっていた。

ヨーロッパでの感染が米国にも影響を与え初め11月の大統領選対策として、共和、民主各党が準備してきた景気対策の発動にも影響与える可能性がでてきた。これまで準備してきた景気対策だけでは景気の浮上には物足らずで、両党とも追加の対策の発動を検討はじめたようだ。

これまで劣勢がいわれてきたトランプ大統領の挽回策に注目が集まる。