足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットの商社株買いは異例

2020-09-07 11:04:30 | 投資戦略

金融業界に関連したメディアが「ウォルストリート」という表現を使うとき、多くの場合には「証券会社かアナリスト」のことを指すのが普通である。その代名詞でもある。その人たちは株式を売買するのが本職。その人たちが「売り」の格付けを出したときは、確度の高い評価で、株価の動きには要注意である。

最近のウォール街で「売却」の格付けが、証券会社から発された代表的な銘柄はテスラ(TSLA)である。証券各社のアナリストが一斉に「売り」の評価を出しはじめた。最近ではめずらしい現象であった。

テスラは代表的な電動自動車として、証券各社のアナリストが一斉に売り推奨に走り始めた。

最近のウォール街のアナリストの格付けでは証券33社がそろって「売り」の格付けを出した。

アナリスト平均の評価は$274.97が目標である。時価は$418で9月初めには一時、$502を記録したが、今月にはいってから下落し$418をつけた。

最近のウォール街でのテスラの人気は異常であった。

海外ではコロナウイルス問題などが発生したが、テスラ株はコロナ問題をよそに上昇を続けた。

ウォーレン・バフェットが日本の複数の商社株を買い話題になったが、その投資には首を傾げたい。