木曜日のNY市場では新進の電気自動車テスラが長年の人気株ウォールマートの時価総額を上回るという現象が出た。
テスラに強気する投資家は成長性からみて今後も人気が継続するとみており、一時的な人気でなく今後の成長を期待した投資家の買いが集中した。
「中国での新しいタイプの電気自動車の人気ははじまったばかりで、テスラの新車は世界に広がっていく。今後は新車の販売価格が引き下げられ、人気商品として急ピッチの普及が期待できる」と市場での人気は高まりが続く。
Wedbush証券のアナリストは「価格の引き下げで電気自動車への人気が中国で高まり、そでが世界に拡大する」と強気の見通しを出した。テスラの株価の目先の目標値を2,500ドルに引き上げた(これまでは1,900ドル)。
世界の自動車市場の人気は、今後は中国で先行して形成され、それが先進国に跳ね返るというパターンが出始めた。