マイクロソフトのWindows7が22日(木)に発売された初めての週末。PCフアンは週末を利用して、購入したOSの入れ替えの作業に追われた。
前回のVistaが不評であっただけに、マイクロソフトは不評の理由を分析し、使い勝手のよさを前面に出して新製品に力をいれた。会社の宣伝に洗脳されたわけではないが、確かにPCの立ち上がりや、インターネットの検索がスムーズであり操作での画面の切り替えも時間がかからないようになった。まだ2日間の使用だけに新しい感激を味わうところまでにはいかないが、Vistaのように難しいという点は、われわれ素人にも早速に痛感できた。今週はどんな発見があるか楽しみである。
世界的に企業はPCの買い替えサイクルに入っているだけに、PC需要は景気の回復にも支えられ先行きジワジワと増加してくるだろう。
先週のウォール街はこれまで先行したハイテク、金融、素材が軟調で、NYダウは1万ドルを維持できなかった。しかし10月のNYダウは+2.6%と強気相場が継続している。
東京市場でも日経平均の月初来+1.4%と堅調である。
今週の焦点は米国での第3四半期のGDPの発表、日本は米国に2週間遅れで決算発表が始まる。
秋といえば東京への外人投資家の来日のシーズンであるが、外人の目は中国に集中しており、関心は日本を除くアジアに集中している。株式投資でも時代の大きな転換点を感じさせる。
あるヘッジファンドは「日本株の魅力はアジアでの成長基盤を築いた企業の発掘」という。銘柄を選択するパラダイムの変化が進んでいる。古くて新しいテーマだ。