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北陸

2023-11-02 12:50:00 | 主張
中央本部執行委員の波多野です。
財務局の管轄ごとに筆者が訪れた観光地やグルメを紹介するシリーズ。
第5回は在勤中の北陸編です。
〇観光地
①石川県
・奥能登国際芸術祭(珠洲市)
 日本海に突き出ている能登半島先端の珠洲市で3年に1度開催される芸術祭です。美術館の中に絵画を展示する規模ではなく、日本や海外の芸術家が学校の体育館や廃駅など、街の物を活用して作品を制作します。今月12日(日)まで開催されているので、ぜひご来場ください。
・輪島朝市(輪島市)
 日本三大朝市とされており、野菜や海産物の干物、民芸品を扱う約200もの露店が道の両脇に並びます。また、購入した海産物をガスコンロで焼いて食べられる「漁火コーナー」があるため、新鮮な魚介類を持って帰る心配はありません。個人的に楽しいのは露店の地元の人と気楽に会話できる点です。店のおばちゃんに金沢から来て日帰りすると伝えると、5枚セット1,000円の干物にあれもこれもどんどん乗せられて10枚以上になり、値段はそのままで買えてしまいました。
・雪中ジャンボかきまつり(穴水町)
 能登半島の入口にある穴水町で毎年2月に開催される牡蠣をたっぷり味わえる祭りです。8個入1,000円の安価な牡蠣を買い、炭火で十分に焼いた後、ナイフで殻を剥いて食べられます。他にも露店ではかきフライやかきめしなど様々な牡蠣料理があり、町の飲食店では牡蠣のフルコースをいただけます。開場の30分前から長蛇の列ができるほど人気のイベントです。
・なぎさドライブウェイ(羽咋市)
 全長8kmの砂浜を自動車で走行できる日本唯一の道路です。手取川から細かく均一な砂が流出し、海岸沿いに固められて形成されました。陸地側は普通の砂浜になっておりハマりやすいのでご注意ください。近年は侵食されて毎年1mずつ砂浜が消失しており、いつ走れなくなるか分からないため、早めにお越しください。
・箔座本店(金沢市)
 何かの仕事が早く終わり時間が余ったので、ついでに先輩が連れて行ってくれました。金沢の金箔を知るならここが手っ取り早いです。金箔入りの化粧品やお菓子、お酒が販売されており、職人さんが金箔を製造している様子を見ることができます。見どころは黄金の茶室です。あと店員さんから金箔について詳しい解説を聞けて勉強になります。
・白山白川郷ホワイトロード(白山市)
 白山市の山奥から岐阜県白川郷を結び、全長約33kmの白山国立公園を走るドライブコースです。見どころは滝を眺めながら入浴できる露天風呂、ドライブ中の紅葉の景色、白川郷展望台です。通行量は1,700円と高く感じるかもしれませんが、15年前は3,400円だったので半額になったと考えればお得ですね。
・松井秀喜ベースボールミュージアム(能美市)
 松井秀喜選手の故郷、能美市に建てられた博物館です。前回紹介したイチロー博物館は写真NGですが、こちらはOKで入館料も安いです。少年時代からメジャーリーグまでの野球人生がまとめられており、功績を讃えるトロフィーや盾、使用道具が展示されています。個人的に少年時代は右打者だったエピソードが驚きました。
②富山県
・黒部ダム(立山町)
 スケールの大きさと難工事から「世紀の大事業」と呼ばれています。186mという日本一の高さ、7年間かけて総工費513億円で建設されてました。見所は毎秒10トンから15トンもの水が噴き出される観光放水です。ダムを見下ろしながら食べる「黒部ダムカレー」が美味しかったです。
・おわら風の盆(富山市)
 富山市の八尾という地区で毎年9月1~3日に行われ、合計25万人が訪れる富山県を代表する行事です。坂が多い町を踊り手が無言で踊りを披露します。八尾が地元である知人に聞いたところ、踊りは深夜まで続き、観光客でごった返すため寝られないそうです。節度ある行動を心掛けたいですね。
・雨晴海岸(氷見市)
 日本海を挟んで標高3,000m級の立山連峰を望める景色は世界的にも中々見られない絶景です。写真の風景は鉄道の駅から少し歩いたところで見られるそうです。富山に住んでいた頃はアパートから見える綺麗な立山連峰で満足していたため、氷見まで行こうと思いませんでしたが、北陸に住んでいる地の利を活かして写真に収めたいです。
・砺波チューリップ祭り(砺波市)
 積雪の多い場所でチューリップが有名なことに違和感がありました。地中の球根が雪の下で適切な温度と湿度で守られる→晴天の多い春は球根が大きくなる→根から十分に雪解け水を吸い上げて成長するというチューリップの生産に適した環境が砺波に揃っています。ただ、今夏の猛暑には敵わないようで、チューリップ祭りで訪れた際には花びらが乾いて萎れているチューリップがたくさんありました。
③福井県
・東尋坊(坂井市)
 海岸線に1㎞にわたって連なる断崖は国の名勝・天然記念物に指定されています。柵等は何もなく崖のぎりぎりまで近づけます。崖の上を歩くのも楽しいですが、遊覧船に乗って海から眺めて違った迫力を味わうこともできます。付近には雄島という海の神様を崇める島があり、神秘的なものが集まる地域になっています。
・永平寺(永平寺町)
 700年以上の歴史があり、巨大な杉に囲まれた立派な寺院です。修行に励む修行僧を見ることができ、観光客も1泊2日の修行体験を1万円で経験できます。寺を歩いた感想としては、床が綺麗で雑巾がけが丁寧にされていると感じました。先日、自動運転車両が自転車と接触して国内初の完全自動運転による事故が発生しましたが、良い方向で有名になって欲しいと思います。
・福井県立恐竜博物館(勝山市)
 福井県は恐竜に大変力を入れています。観光ポスターは大体恐竜が宣伝されており、福井駅西口には動くティラノサウルスがいます(2024年春には東口にトリケラトプス設置予定)。恐竜博物館が勝山市にあるのは恐竜の化石がたくさん取れるから。展示物が非常に多く、説明が細かいため、じっくり見ると1日費やすかもしれませんが、恐竜好きが唸る内容になっています。化石堀り体験もできます。
〇グルメ
 寿司ランチ(1,500円)、能登丼、金沢おでん、ハントンライス、干物、鱒寿司、黒部ダムカレー、タレカツ、越前ガニ

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