ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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雑感

2013-10-03 23:09:44 | 日記
今週末は複数の地区本部において機関会議が開催される予定とのこと、中央本部専従の皆様におかれては、全国の各地区本部や支部へのご出張の最中かと存じます。
当地区本部も(現中央本部の推進されている「各種行動の前倒し化」の流れに乗り)今週末に、新体制後初の機関会議を開催することとしており、全道7支部の代表者が参集し情勢・課題・年末に向けた行動などについて確認・意見交換を行うこととしています。

「北海道でっかいどう」なんてキャッチコピーは使い古され感たっぷりだけれど、ご想像のとおり、全道7支部の代表者が札幌に集まるには、相応の苦労(長距離移動)が伴います。

肉体的な負担や運転による危険を回避するため、地方からの出席者は公共交通機関を使うことになり、やはり「時間が読める」という有利さから鉄路利用が一般的でしたが、この「有利さ」に?マークが付くような事故・事件・事象・事態…が当地の鉄道事業会社において続出しています。(→スリム化したお姿が想像しがたい【うえの】氏のご投稿、参照)

当該鉄道事業会社の企業体質に係る指摘が様々行われている中、報道からしか状況の分からない一市民が、講釈をたれたり批判を展開する気は毛頭ないが、高校通学の3年間、始発列車(地元駅6:26発)を利用していたものとして、当時(約30年前の国鉄時代)を振り返ると…

利用駅には駅員が常駐しており、駅のそばにある10戸ほどの国鉄官舎には転勤族の父をもつ同級生が住んでいることもあった。(今では、ほぼ無人駅…)
冬季の極寒の朝など、レールの切り替えが凍り付いて動かず、時間が大幅に遅れるということもあったが、主要交通機関という自負のもと早朝から深夜に及ぶ保線作業の現場では、ただ利用してきただけの者の想像を超える困難があるのだろう。

分割民営化 → 合理化・機械化 という流れの中、人員は大幅に削減され(我が職場が、ほかを心配している場合かとお叱りを受けそうだが)、機械の発達・高度化と人員削減のバランスが伴わなければ、提供できるサービスは低下し、そのツケは利用者に回ってくる。
鉄道事業会社の一連の構図は、とても失礼な言い方であるが、日々多数の方が接する公共サービスなので、解りやすいし、目につきやすい。

組織内の情報共有について、「ホウ・レン・ソウ」「風通しの良い職場」「悪い情報ほど早く伝える」などなど、これまた使い古され感たっぷりのキーワードが思いつくが、構造的な問題を抱えている(抱えてしまった)場合においては、これらのツールでは修復できない限界が訪れ、そしてその限界点は多くの職場においてそう遠くないのではないか、などと考えてしまう。


【北海道 ヨン釜】

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