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大分県の自転車を活かしたまちづくり

2023-11-15 11:12:05 | 主張
自転車熱が高まりつつある大分県の自転車に関する最近のトピックを3つ紹介します。
1つ目 スパークル大分レーシングチーム
2021年、大分県出身の現役自転車選手である兄 黒枝士揮(くろえだしき)弟 咲哉(さや)兄弟が大分市を拠点に設立した Sparkle Oita Racing Team(スパークル大分)を立ち上げ、 2023年シーズンは九州初の UCIコンチネンタルチーム(国際自転車競技連合( UCI)の格付け上位3位目のカテゴリーに位置づけられるチームで国内に8チームある。)として活動しています。
「九州に熱狂を生み、世界に挑む。」をテーマにレースを戦われているほか、大分市ほか2市と、連携協定を締結し、サイクルスポーツの振興や自転車を生かしたまちづくり等に寄与し、地域活性化を図ることとしています。
2つ目 おおいたアーバンクラシック
https://www.oita-cyclefes.com/urban.html
今年10年目を迎えるおおいたアーバンクラシックは、UCI公認自転車ロードレースとして海外チーム6チーム、国内12チームを招聘し、9月30日(土)に大分駅南側で「おおいたいこいの道クリテリウム」(1.0㎞ × 40Laps = 40.0㎞)、10月1日(日)に、大分スポーツ公園周辺特設コースで「おおいたアーバンクラシック(UCIアジアツアー)」((11.6㎞ × 13Laps = 150.8㎞)が行われました。
おおいたいこいの道クリテリウムでは、スパークル大分の⿊枝 咲哉選手がゴールスプリントも叶わす2位フィニッシュ!
おおいたアーバンクラシックでは、スパークル大分選手は残念ながら全員DNF(Do not finish)となりました。
(注:ロードレースの世界では、勝ち目のないレースでは必ずしも完走する必要はないという文化があり、完走が美徳ではないため、完走率は低い傾向にあります。)
なお、2018年大会は黒枝咲哉選手(当時シマノレーシング所属)がクリテリウムで1位、2022大会はスパークル大分の沢田選手が優勝してます。ともに観戦していましたが、感動に震えました。
3つ目 マイナビ ツール・ド・九州
https://www.tourdekyushu.asia/
10月6日〜9日に福岡、熊本、大分で「ツール・ド・九州」が行われました。
ツール・ド・九州は、九州の経済団体トップと各県知事で構成される九州地域戦略会議において、ラグビーワールドカップのレガシーの持続的継承や九州でのサイクルツーリズムの推進、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催を決定したUCI公認のサイクルロードレースです。
当大会は、世界を目指す競技者にとって飛躍する機会となるとともに、ロード・レースに関わる幅広い人材育成に寄与し、九州のサイクルスポーツの普及拡大、世界に誇れる美しい自然や風景を発信することによる地域ブランディングへの貢献などに大きな期待が寄せられています。
スパークル大分は、スプリンター(比較的平坦なコースでのレースにおいて、ゴール直前でスパートしてゴールを争うスタイルの選手)中心のチームであることや落車があったということもあり、残念ながら上位でのゴールとはなりませんでした。
ツール・ド・九州について、日本政策投資銀行では、福岡・熊本・大分で合わせて4日間の想定観客数を、約12万4,000人と見込んでおり、また大会全体では、福岡と大分で計30億8,000万円と試算し、国内で開かれる自転車ロードレースの中でも最大級の経済効果と位置づけています(福岡15.63億円、熊本7億円、大分7.28億円)。
来年も開催することが決定されていますので、ぜひ観戦にお越しください。そして、大分県の経済を少しでも回していただければ幸いです。

南九州 F

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